「ガザニア」はキク科「ガザニア」属の多年草です。
日本では寒い地方は冬を越せず、暖かい地方は夏に弱る為、一年草とされます。
南アフリカ原産で、花期は5月から7月と9月から11月で、最盛期は初夏です。
今回は、「ガザニア」の花言葉について解説します。
「ガザニア」の花言葉
「あなたを誇りに思う」「蜜月」「博学天才」などが、共通する花言葉です。
良い意味の言葉が多いのですが、意味が合わないとちぐはぐな印象を与えるので、注意が必要です。
「あなたを誇りに思う」
似たで「栄光」もあります。
「ガザニア」の別名はクンショウギク(勲章菊)で、その勲章のような美しい外見から取られています。
この花言葉は、勲章になぞらえて付けられたものです。
大業を成し遂げたり、正しい行いをする友人や子供などに贈るのに向く花言葉です。
人に気付かれない成果に対して、自分を褒めるために植えてみるのも良いでしょう。
向いていないのは、誇るべき事をしていない人です。
「いるだけで価値がある」という人にも向いていません。
但し、勤続年数や長寿など、大きな事はしなくても積み重ねたものが大きい場合は合うでしょう。
「蜜月」
「ガザニア」の日光に反応して花開くという、太陽と親しげな様子から付いた花言葉です。
蜜月と太陽が並ぶと「月は関係がないのか」と考えてしまいますが、これは天体の月と直接関係ありません。
蜜月とは古代ゲルマン民族の風習で、結婚後1ヶ月、蜂蜜酒を飲み滋養強壮と子宝を願ったという習慣が元になっています。
新婚の友人に贈ったり、自分の新婚時に育てるのも良いでしょう。
「博学天才」
「ガザニア」の名前の語源は、ギリシャ人の「ガザ」にちなんだもので、彼はギリシャの古典をラテン語に翻訳した、天才的偉業を為した人でした。
この事から付いた花言葉で、頭の切れる友人や同僚などに贈るのに向いた花言葉でしょう。
「ガザニア」の色別花言葉
「ガザニア」には色別の花言葉もありますので、見ていきましょう。
黄色い「ガザニア」の花言葉
「笑顔で答える」「きらびやか」があり、オレンジ色の「ガザニア」にも共通します。
太陽に合わせて花開く様子から付いた花言葉です。
輝くような笑顔が魅力的な友人や恋人に贈るのに向く花言葉です。
年中暗い顔をしている相手には向きませんが、笑顔を見せて欲しいという意味で、程ほどに贈るなら間違ってはいません。
白い「ガザニア」の花言葉
「潔白」といいます。
白い花弁から単純に想像しやすい花言葉であるのに加え、真っ直ぐ花弁を伸ばした堂々とした姿が、一切の後ろめたさがないイメージとなります。
行いの正しい友人に贈るのに向く花言葉です。
逆に向いていないのは、後ろ暗い事がある人です。
そういう人は潔白を声高に主張するよりも、目立たない方を重視するでしょう。
まとめ
「ガザニア」はカラフルを通り越し、ビビッドとも言える美しい花です。
花言葉を知っていれば、より深く楽しむ事が出来るでしょう。
花に多面的な視点を持つ事が出来る、花言葉を是非参考にして下さい。
