「カラー」はサトイモ科オランダカイウ属の多年草です。
カイウは「海芋」と書き、海を渡って来た芋という意味です。
南アフリカ原産で、江戸時代後期にオランダを経由して日本に持ち込まれました。
5月から8月にかけて花を咲かせます。
元の花色は白ですが、現在は改良により様々な色の品種があります。
今回は、「カラー」の花言葉について解説します。
「カラー」の花言葉
「乙女のしとやかさ」「清浄」「華麗なる美」が共通した花言葉です。
「カラー」の名はギリシャ語の「カロス(美しい)」が元になっています。
また、修道女の白い襟(「カラー」)とイメージが重なる事から付いたという説もあり、こちらが清純や乙女の花言葉と繋がります。
美しさに極端にコンプレックスを持つ人でない限り、誰にでも喜ばれる良い花言葉ですが、色によって意味が変わるので、使い分ければより心のこもった贈り物になるでしょう。
「カラー」の色別花言葉
「カラー」の色別の花言葉を見ていきましょう。
白い「カラー」の花言葉
「清純」があります。
花嫁のドレスを思わせる形と色からついた花言葉で、結婚式に最適な花言葉です。
黄色い「カラー」の花言葉
「壮大な美」という花言葉です。
「サンライトイエロー」との言葉もある通り、西洋において黄色は太陽の色です。
光がなければ音楽以外の美を味わう事は難しく、美の半身とも言える太陽には正にぴったりの花言葉です。
美しい人や美を求める芸術家に向きます。
オレンジの「カラー」の花言葉
「熱血」「歓喜」です。
太陽や炎に通じるパワー溢れるイメージからついた花言葉です。
熱血漢で感情表現豊かな友人などに贈るのに合っています。
ピンクの「カラー」の花言葉
「情熱」といいます。
ピンクは恋愛のイメージと結びつきやすい色です。
恋の告白や、恋人への愛情表現として贈るのに向く花言葉でしょう。
焦げ茶色の「カラー」の花言葉
「凜とした美しさ」です。
焦げ茶の持つ落ち着いたイメージから付いた花言葉です。
物に動じず自分をきっちり持った友人に合います。
紫色の「カラー」の花言葉
「夢見る美しさ」との花言葉が付いています。
紫は高貴な気品溢れる色とされますが、絢爛豪華で夢見るようなイメージと繋がるのでしょう。
思わず見とれてしまうような美しさを持った相手に向く花言葉です。
まとめ
「カラー」を街中で見かけた時、花言葉を知っていれば飾った人の気持ちに触れる事が出来るでしょう。
有り触れた風景に色を増してくれる花言葉を、是非心に留め置いて下さい。