「カラジウム(カラジューム)」は、サトイモ科「カラジウム」属の多年草の総称です。
熱帯アメリカ原産で、葉が特徴的に色づくため、観葉植物として流通しています。
花は小さい花が集まった穂を、大きな葉(仏炎苞)が取り囲む、サトイモ科特有の構造です。
今回は、「カラジウム」の花言葉について解説します。
「カラジウム(カラジューム)」の花言葉
「爽やかさ」「喜び」「歓喜」「分かち合い」といいます。
良い意味の言葉が揃い、贈り物やお祝いの飾りに向きます。
「爽やかさ」
花の複雑で甘い雰囲気ではなく、形のすっきりした葉を楽しむ性質から付いた花言葉です。
言動がすっきりして物事にこだわり過ぎることが無い人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、過ぎた事をねちねちと言い続けるような人です。
改めるよう忠告として贈っても、すっきりとは変わってくれないでしょう。
「喜び」
鮮やかな葉の姿を見ると喜ばしく思えるというのが由来です。
一方、「カラジウム」の名前の由来は、ラテン語の「カラディオン(盃、カップ)」が元になっている事から、祝宴で酒を酌み交わす盃のイメージでも合います。
仕事の成功や結婚、趣味のアイテムが手に入った時など、喜ぶ人に贈り祝うのに向く花言葉です。
喜べる事が起きるおまじないとして家に飾るのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、辛い事があった直後の人です。
慰めるつもりだったとしても、ネガティブな状況にある人は、嫌味と受け取ってしまうでしょう。
「歓喜」
祝宴のイメージで付いた花言葉です。
賑やかに喜ぶイメージになります。
多くの人が集まる受賞祝賀会の会場ディスプレイに向きます。
この花言葉が合わないのは、嬉しいけれど大きく騒ぐ程でもないような時です。
言葉は適切に使いましょう。
「分かち合い」
祝宴で酒を酌み交わすイメージから付いた花言葉です。
喜びを分かち合い、共に騒げる友人へ贈るのに向きます。
苦労を分かち合った相手と、しみじみ話したい時に贈っても良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、共通する事が特にない人です。
今後、付き合いを続け思いが分かち合えるように、という意味なら合います。
まとめ
「カラジウム」は多彩な葉で楽しめる植物です。
花言葉を知れば、意味に合わせた種類を選ぶのにも役立つでしょう。
植物との心地よい距離を教えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。