カニクサという植物をご存知でしょうか。
カニクサの原産地は日本・中国・朝鮮半島・ヒマラヤ・オセアニアなどで、フサシダ科(カニクサ科)カニクサ属に分類されるつる性のシダ植物です。
今回はカニクサの花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「カニクサ」の花言葉
カニクサというつる(葉)を伸ばす繁殖力がとても強いシダ植物には、以下のような花言葉があります。
「魅力」
「魅力」です。
「魅力を感じてもっと近づきたい異性・知り合い」がいるのであれば、たくましい生命力を持っているシダ植物のカニクサを観賞してみると良いでしょう。
カニクサの持っているパワフルな生命力の恩恵を受けて、「親密になりたい相手との距離感」が一気に縮むかもしれません。
「誠実」
「誠実」です。
「あなたの誠実で一途な思いを大切な人に伝えたい」、そんな思いを抱えているときには、カニクサの葉っぱを摘み取ってみると良いでしょう。
「誰にも負けないほどの誠実な恋愛・生き方」を貫けば貫くほどに、お互いに裏切ることのない素敵なパートナーとの結びつきが強まりそうです。
「魔法」
「魔法」です。
「魔法のような奇跡」を体感することができる機会など滅多にありませんが、カニクサの繁殖力を間近に感じることで「魔法にかけられたようなトキめく時間」を過ごすことができるかもしれません。
「カニクサ」の花言葉の由来
カニクサの「魅力・誠実」といった花言葉の由来は不明ですが、カニクサの止まることのない生長・繁殖力の強さに由来していると推測することができます。
「魔法」という花言葉も、そう簡単には枯れたり駆除されたりすることがない、「カニクサのパワフルな生きる力・増える力」に由来していると考えることができるでしょう。
「カニクサ」の豆知識
カニクサという個性的な名前の由来は、「子供がこの草を使ってカニを釣っていたこと」にあるとされています。
カニクサはシダ植物としては珍しいつる性ですが、つる(蔓)のように見える部分は実際は「長く伸びた一枚の葉」なのです。
本当の茎は地下茎として地面の下に張り巡らされています。
カニクサには、「ツルシノブ (蔓忍) 」や「シャミセンヅル (三味線蔓)」といった別名があります。
カニクサの胞子は、排尿障害などに効くとされる「海金砂(かいきんしゃ)」という生薬の原料になります。
まとめ
カニクサは道端・石垣などで見つけることのできる繁殖力が旺盛なシダ植物に分類される雑草です。
カニクサについて詳しくリサーチしたいときは、ぜひこの記事で花言葉の意味や由来、豆知識をチェックしてみてください。