カイコウズという花の名前を聞いたことはあるでしょうか。
ブラジル原産で、赤い花を咲かせるマメ科デイゴ属の落葉低木です。
漢字で書くと「海紅豆」となり、江戸時代に日本に持ち込まれました。
温暖な気候を好み、本州の南部や九州、沖縄でよく見られ、鹿児島県の県花にもなっています。
今回はこのカイコウズの花言葉について、詳しくご紹介しましょう。
「カイコウズ」の花言葉
筒のような形と、鮮やかな赤い色が特徴的なカイコウズ。
九州では街路樹として植えられていることもあります。
アメリカデイゴとも呼ばれるこの花は、南国ムードに溢れた花です。
ここからは、そんなカイコウズにつけられた3つの花言葉を解説していきます。
「夢」
この「夢」という花言葉は、カイコウズが持つ独特な雰囲気や美しさをよく表していると言えます。
少し幻想的なイメージも持つこのカイコウズにピッタリな花言葉です。
「活力」
カイコウズの花の鮮烈な赤い色は、見るだけでエネルギーを分けてくれるようです。
生命力に溢れるカイコウズの姿は、周りまで明るく元気にさせてくれます。
「童心」
遊び心のあるユニークな形の花を咲かせるカイコウズには、この「童心」という花言葉も相応しいでしょう。
カイコウズの花を見れば、暑さの中で思い切り遊んでいた子供の頃を思い出すかもしれません。
「カイコウズ」の花言葉の由来
カイコウズの花言葉は、3つともどれもキラキラとした希望や明るさに満ちているようです。
どの花言葉も、そのエネルギッシュで異国的な情緒を持つカイコウズの姿に由来していると考えられます。
「カイコウズ」の豆知識
カイコウズはマメ科の植物です。
花が咲いたあとには、さやに入った豆をたくさん実らせます。
しかし、この豆にはエリトリナアルカロイドという成分が含まれており、麻痺作用を持つため食用には向いていません。
食用になるのは花のほうで、サラダや煮物にして食べられます。
しかし、コロンビアでは、豆も煮て食べているようです。
ネイティブアメリカンたちは、この豆を歯の痛みの薬として利用してきたと言われています。
まとめ
今回はカイコウズの花言葉についてお伝えしました。
カイコウズの花言葉は、「夢」「童心」「活力」と、どれも暖かく明るいイメージのものばかりです。
カイコウズの花言葉について気になったときには是非こちらの記事を参考にしてみてください。