「オヤマナデシコ」は、ナデシコ科ナデシコ属の多年草です。
「御山」が名に付く通り、高山植物で、ヨーロッパのアルプスを原産とし、標高1000mから2500mの山地の草地に生育します。
花径3cmほど、花色はピンクで、花期は4月から6月です。
今回は、「オヤマナデシコ」の花言葉について解説します。
「オヤマナデシコ」の花言葉
「可憐」「大胆」「勇敢」「思慕」です。
良い意味の言葉で、贈り物に向きます。
「可憐」
草丈が低く、花もピンクで可愛らしい様子から付いた花言葉です。
可愛いものを憐れみ守りたいというのは、本能に根付いた性質です。
この性質がないと、赤ん坊や子供を守り育てるモチベーションがなくなります。
思わぬものに、可愛さを感じる場合、何か意味のある感情の場合もあるでしょう。
「可憐」で親しみや愛情が起きる相手へ贈り、好意を伝えるのに合います。
「大胆」
「オヤマナデシコ」の花は、花径3cmほどで小さく可愛らしい姿ですが、高山植物として見ると、大きく堂々としています。
そんな部分を表す花言葉です。
仕事で「大胆」なままだと、注意力が足りず、いずれ失敗します。
一方、慎重なばかりでは、実績は出せません。
見極めて切り替える事が大事ですが、何よりも失敗した時、それを素直に受け容れるという気持ちが重要です。
確率で失敗するものを許さず、失敗した同僚や部下を責め立てるようでは、萎縮して何も出来ません。
この花言葉は、「大胆」でチャレンジ精神溢れる人へ、尊敬を伝えるメッセージになります。
「勇敢」
人も滅多に近付かないような高山で咲く様子から付いた花言葉です。
もっとも「オヤマナデシコ」にとっては、そこが適しているため咲いているだけで、何かしら「勇敢」だったという訳ではありません。
人それぞれ得意なものや強さが違うため、「勇敢」な人が全ての状況でそうであるとは限りません。
自分の強みを見つけ、それに環境を合わせていく事で、他人から困難に見える事も乗り越えられるでしょう。
スマホの待ち受けなどにして、自分の心がけにできる花言葉です。
「思慕」
山の上で、滅多に訪れない人を思い慕う、といったイメージの花言葉です。
思う人はいるでしょうか。
思いが通じることも大事ですが、思う気持ち自体が心を温めてくれます。
まずはそこに有り難さを感じると、幸せな気持ちが大きくなるでしょう。
まとめ
「オヤマナデシコ」は、ナデシコ科ナデシコ属の多年草です。
花言葉は「可憐」「大胆」「勇敢」「思慕」です。
自分の心がけにも出来る、花言葉を是非参考にして下さい。