「オキナワチドリ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「オキナワチドリ」の花言葉とは? 逆引き

「オキナワチドリ」はラン科ヒナラン属の花です。

3〜5月になると鳥のチドリに似た、可憐な白〜ピンク色の花を咲かせます。

また名前通り、野生のものは沖縄を含む温暖な日本南西諸島に分布するのも特徴です。

「オキナワチドリ」の花言葉

「オキナワチドリ」に花言葉は与えられていません。

しかし花言葉を与えるとするなら、「可憐」「生命力」「健気」などが良いでしょう。

これらは同じラン科ヒナラン属の仲間であるイワチドリの花言葉です。

他には「かわいさ」「可愛らしさ」「愛おしさ」なども良いでしょう。

「オキナワチドリ」も草丈5〜10cmほどと可愛らしいサイズであるうえ、学名であるHemipilia lepidaのlepidaはラテン語で「かわいい」「華麗な」という意味のlepidumからきているといわれています。

なお、後述する諸々の事情から花言葉を託したフラワーギフトとしては向きません。

野にあるかわいいものを愛でるべき花といえるでしょう。

「オキナワチドリ」の豆知識

「オキナワチドリ」の入手性は山野草としては悪くはないようです。

また冬の寒さにさえ気を付ければ育てやすいといわれることもあります。

しかし実際にはラン科らしく気難しい花で、一般的な花と同じように上から水やりをするだけで枯れてしまうということさえあるようです。

おまけに「オキナワチドリ」にとってちょうど良い塩梅の環境を維持するのは一般家庭ではかなり難しく、仮に入手したとしても美しいままで維持するのは難しいでしょう。

ちなみに分布域から想像される通り耐寒性は無いに等しく、本州の北風に当たろうものならひとたまりもありません。

しかしそれでもその花の美しさから、自生地では盗掘被害が絶えないようです。

無論個体数の減少も問題になっており、沖縄県では絶滅危惧Ⅱ類に、環境省カテゴリでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。

まとめ

「オキナワチドリ」に花言葉はありませんが、与えるならば「可憐」「生命力」「健気」「かわいさ」「可愛らしさ」「愛おしさ」などが良いでしょう。

ラン科らしく可憐でかわいい、白〜ピンク色の花を付けますが、それゆえに盗掘のターゲットになっており絶滅危惧種に指定されるほど個体数の減少が問題になっています。

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