「オオバノヨツバムグラ」は、アカネ科ヤエムグラ属の多年草です。
「エゾノヨツバムグラ(蝦夷の四葉葎)」の変種に当たります。
海外ではロシア、国内では北海道、本州、四国に分布し、亜高山帯の林内に生育します。
名前の通り4枚の葉が十字に付き、花は花径3mm程で、花色は白、花期は7月から8月です。
今回は、「オオバノヨツバムグラ」の花言葉について解説します。
「オオバノヨツバムグラ」の花言葉
「控えめ」「素直」「神聖」です。
比較的良い言葉で、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「控えめ」
小さく可愛らしい花からイメージされる花言葉です。
「控えめ」である事は、大抵の場合有効な振る舞いです。
前に出る事で得られるものは多いですが、「控えめ」でいた方が新たなものに直面する事が少なく、失敗の確率は下がります。
利益は少ないけれどマイナスも少ない、リスクの低い選択です。
これを基本的な態勢として、譲れないものに対しては、前に出るというのが適切な行動です。
問題は、「控えめ」に慣れすぎると、いざという時も動けない事でしょう。
「控えめ」で済んでいる時も、たまに前に出る行動も混ぜ、固着しないよう気を付ける事が重要です。
この花言葉は、「控えめ」で奥ゆかしく振る舞える人へ贈り、好意を伝えるのに向きます。
「素直」
ムグラというと、「ヤエムグラ」のトゲトゲした茎をイメージさせますが、「オオバノヨツバムグラ」の茎は無毛である事から付いた花言葉です。
花色が白く、何も混ざっていない事も意味が合います。
「素直」さは、騙されやすい性質と考えがちですが、物事は単純なものの集まりです。
人が騙される時は、欲に目がくらむなど、余計な考えが混じっている事があります。
そんな時、「素直」な気持ちで見れば、相手の話のおかしさに気付けるものです。
「素直」な視点を心に残しておけるよう、スマホの待ち受けなどにしておくと良いでしょう。
「神聖」
4枚輪生する葉と4裂する花冠を、キリスト教のシンボルである十字架に喩えた花言葉です。
登山の道で見かけた時、無事に下山出来るよう祈るのも良いでしょう。
まとめ
「オオバノヨツバムグラ」は、アカネ科ヤエムグラ属の多年草です。
花言葉は「控えめ」「素直」「神聖」です。
自分の戒めにもなる、花言葉を是非参考にして下さい。