「オオバナミミナグサ」は、ナデシコ科ミミナグサ属の多年草です。
「オオバナノミミナグサ(大花の耳菜草)」とも呼びます。
北アメリカ西部から、日本の本州東北部まで分布し、海岸の岩礫地に生育します。
花は花径12mmほどで、「ミミナグサ」の倍ほどになり、花色は白、花期は6月から8月です。
今回は、「オオバナミミナグサ」の花言葉について解説します。
「オオバナミミナグサ」の花言葉
「純真」「無邪気」「元気」です。
いずれも良い言葉で、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「純真」
白く可愛らしい花から、幼く汚れていない心がイメージされた花言葉です。
「大花」とはいいますが、それは「ミミナグサ(耳菜草)」と比較したからで、小さい花である事は変わりません。
幼い心が本当に「純真」であるかと言えば、そうでもありません。
生まれて間もない子供にとって、世界は危険な場所であり、生き残りの最中です。
生き残り戦略に、どんな能力も使う、そういう場面であって、力不足で「純真」に見えているという方が正しいでしょう。
それは悪い事ではありません。
あくまで生き延びようという生命は、畏敬を持って接するべきものです。
この花言葉は、振る舞いが素直で「純真」に見える恋人へ贈り、愛情を伝えるのに向きます。
「無邪気」
こちらも小さく可愛らしい花のイメージです。
子供の邪気のなさを、「無邪気」の本当の姿と考えるのは早計でしょう。
大人になり、「邪気」を持つに充分な知識や経験、動機が身に付いた上で、邪気を捨て素直に振る舞うところに面白味があります。
この花言葉は、何に遠慮する事もない、熱心な趣味仲間と贈り合うのに良いでしょう。
「元気」
「ミミナグサ」より大きく、太平洋を臨む海辺にしっかり根付いている事から付いた花言葉です。
毛の生えた葉を、ネズミの耳に喩えたのが「耳菜草」の名前の由来ですが、「元気」はネズミのちょこまか動き回るイメージにもなります。
医療の発達で、長生きと「元気」は必ずしも結び付かない場合が出てきました。
「元気」のない長生きは、辛いだけです。
「我慢して長生きするより、好きなものを採って太く短くで良い」という考えは、思ったようには進みません。
老後に備え、金銭を蓄える程度には、「元気」の備蓄は必要です。
まとめ
「オオバナミミナグサ」は、ナデシコ科ミミナグサ属の多年草です。
花言葉は「純真」「無邪気」「元気」です。
自分を見つめ直すきっかけにもなる、花言葉を是非参考にして下さい。