「オオシマツツジ」は、ツツジ科ツツジ属の半落葉低木で、「ヤマツツジ」の変種です。
「大島」の名を持つ通り、伊豆諸島に分布する他、三浦半島から紀伊半島にも見られ、火山性の草地に生育します。
花は直径5cmほどの漏斗型、花色は紅色で、花期は5月から6月です。
今回は、「オオシマツツジ」の花言葉について解説します。
「オオシマツツジ」の花言葉
「燃える思い」「愛の喜び」「節制」「努力」です。
比較的良い意味の言葉が揃い、贈り物に向きます。
「燃える思い」
枝を伸ばした先に咲く紅色の花が、燃える松明を連想させるところから付いた花言葉です。
伊豆大島の南国イメージにも合います。
胸を焦がすような熱い思いで向き合う恋は、何にも代えがたいものです。
一方、炎はやがて燃え尽きます。
次の段階をどうするか、気持ちを決めておく冷静さも必要です。
この花言葉は、恋の告白に添えたり、恋人への愛情表現として贈るのに向きます。
「愛の喜び」
こちらも愛の炎が燃え上がるというイメージから付く花言葉です。
学名が「ロドデンドロン」で、「ロドン(バラ)」「デンドロン(樹木)」で、「愛」を花言葉に持つ「バラ」とも結び付きます。
誰かを愛するのは喜ばしい事です。
辛い場合もありますが、それはその後の話で、愛する気持ちはそれ自体喜びが含まれているものです。
この花言葉は、愛する人への贈り物にしたり、自分の喜ばしい気持ちを盛り上げるため飾るのに良いでしょう。
「節制」
ツツジ属に共通する花言葉です。
乾燥した地域でも咲くストイックさが由来になっています。
「オオシマツツジ」の場合、強い日差しや台風の直撃など、逆境に曝される事が更に多くなります。
節度を持って生きる心がけとして、自宅へ飾るのに合います。
「努力」
厳しい環境でも美しい花を咲かせる辛抱強さから付いた花言葉です。
「努力」が実を結ばない事はあります。
才能がなければそこまで伸びず、見当違いな「努力」は結果に繋がりません。
「努力」していれば、無条件に結果が出ると思うのは、正しい「努力」について考えるという、「努力」を怠っているとも言えるでしょう。
「努力」を無駄に思い始めた時は、その気持ちがどこから来ているのか、正しく把握する事が重要です。
まとめ
「オオシマツツジ」は、ツツジ科ツツジ属の半落葉低木です。
花言葉は「燃える思い」「愛の喜び」「節制」「努力」です。
愛する気持ちも盛り上げてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。