絵筆のようなふわふわした花が特徴的なエミリア(エミリア・コッキネア)は、キク科ウスベニニガナ属の1年層です。
インド東部原産で、5月から7月にかけて開花します。
今回はエミリアの花言葉について解説します。
「エミリア」の花言葉
「秘めたる恋」「技芸」「戦い」などがあります。
少々不穏な花言葉もあるので、人に贈る時などは注意が必要です。
「秘めたる恋」
頭花の形が開ききっていないように見える様子から、想像しやすい花言葉です。
他に「控えめ」という花言葉もあります。
誰かに片想い中の友達などに贈るのに向いた花言葉です。
意中の人に贈り、反応を窺うのも間違ってはいません。
創作でキャラクタの心情などに合わせ配置するのも良いでしょう。
逆に向いていないのは、恋愛感情が取り立ててない相手で、余計な気を持たせる可能性があります。
「技芸」
これも頭花の絵筆のような形から、容易に想像できる花言葉です。
筆を使わない人は、絵の具を含んだ尖った姿しか思い浮かばないかも知れませんが、乾いた状態だとこのように開くものです。
絵に限らず、何事かの芸術に秀でている友人に贈るのに向いた花言葉です。
好きな作家や音楽家、芸人などに贈るファンレターの絵柄にも合います。
技術向上を願って自分の部屋に飾るのも良いでしょう。
技芸が示す芸術はかなり広く、合わない人というのはほぼいません。
敢えて言うなら、その道を目指して挫折し、二度と考えたくないと思っている人なら、嫌な顔をするかも知れません。
「戦い」
エミリアの学名は「エミリア・サジタタ」となりますが、サジタタは「矢尻形の」を意味するラテン語で、この花言葉に合います。
受験や就職活動など、困難と闘っている友人に贈るのに向いた花言葉です。
戦記物などが好きな人にも良いでしょう。
恋のライバルに、宣戦布告のメッセージと共に送りつけるというのも合ってはいます。
向いていないのは、争いごとを嫌う人です。
戦いという言葉は、そこまで重たい意味のない時も使うのですが、強い信念として避ける人もいるので、気を付けましょう。
「エミリア」の豆知識
エミリアは、正式名をエミリア・コッキネアと言います。
エミリアはラテン語のアエムルスで「優れた」、コッキネアは「赤色の・深紅の」という意味です。
和名がベニニガナ、別名でカカリア・コネッキアがあります。
更にもう1つの別名にエフデギク(絵筆菊)がありますが、こちらはコウリンタンポポの別名にもなっています。
色々と混乱しやすいので、注意が必要です。
まとめ
エミリアは控えめな姿と鮮やかな色を持つ花です。
花言葉を知っていれば、見逃すこと無く気付く事が出来るでしょう。
風景に色を足してくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。