2012年に作出された新品種、「エアリーフローラ」は、アヤメ科フリージア属フリージアの品種群のシリーズ名です。
原種は南アフリカ、作出されたのは日本の石川県です。
1997年から交配を開始、2007年に最初の品種が登録されました。
その後、流通させながら更に品種開発し、2012年に「エアリーフローラ」というシリーズ名が決まりました。
花は一重咲きと八重咲きがあり、花色は薄桃色から赤紫、黄色、オレンジ、中間色主体で2022年時点までに11色が作出されています。
今回は、「エアリーフローラ」の花言葉について解説します。
「エアリーフローラ」の花言葉
「希望」「あどけなさ」「親愛の情」といいます。
「エアリーフローラ」固有の花言葉と、フリージアに共通する花言葉が含まれます。
いずれも良い花言葉で、贈り物に向きます。
「希望」
これが「エアリーフローラ」固有の花言葉です。
「エアリーフローラ」はシリーズ名が決まった際に、公募でキャッチフレーズ「旅立ちを祝う花」と花言葉「希望」が決められています。
いずれも卒業式、入学シーズンに咲く事から付いたものです。
卒業式や入学式の贈り物やディスプレイに向く花言葉です。
それ以外にも、開業や結婚など、希望を感じられる相手に合います。
この花言葉が合わないのは、大きな失敗直後の人です。
人から言われて受け容れられるのは、少し間を開けてからでしょう。
「あどけなさ」
以降はフリージア共通の花言葉です。
可愛らしい花の姿からイメージされた花言葉です。
同じ由来で「純潔」という花言葉も付いています。
あどけなさを感じる恋人へ贈るのに向きます。
幼稚園に植えるのも良いでしょう。
「親愛の情」
フリージアは、植物学者「エクロン」によって南アフリカで発見されましたが、親友の「フリーゼ」へ献名しています。
この友情を表す花言葉です。
同じ由来で「友情」「感謝」という花言葉も付いています。
卒業式に贈るのに向きます。
親しい人に贈るのも良いでしょう。
「エアリーフローラ」の豆知識
「エアリーフローラ」というシリーズ名は、優雅さや軽快さを表す「エアリー」と、ローマ神話の花と春と豊穣の女神「フローラ」を合わせたものです。
個別の品種については「エアリーパープル」「エアリーピーチ」など、「エアリー」に色をイメージした言葉を合わせた名で統一されています。
まとめ
「エアリーフローラ」は柔らかな印象の可愛らしい花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。