ウラジロタデはタデ科オンタデ属の多年草です。
日本では北海道、本州中北部に分布し、亜高山帯から高山帯の砂礫地や岩礫地、崩壊地に生育します。
また、千島列島、サハリンにも分布します。
葉の裏に毛が生え白く見える事から「ウラジロ」の名が付きました。
6月から10月にかけて薄黄色の花を咲かせます。
今回は、ウラジロタデの花言葉を解説します。
「ウラジロタデ」の花言葉
「健康」「節操」があります。
ウラジロタデ固有の花言葉はないため、タデ科に共通する花言葉が当てはまります。
誰に対しても大事な言葉ですが、感情面で反発される場合もあるので、若干注意が必要です。
「健康」
薬味などに利用されるタデの用途から連想されるものです。
薬味は味と香りを改善するものですが、かつては薬の1つと考えられていました。
薬味に使われるスパイスやハーブの類は、防腐や殺菌作用が認められるものもある他、そのまま漢方薬になる事もあります。
また、中世以前の西洋においては、香りを改善する事自体が病気の予防と考えられていました。
健康に気を付けた方が良い人や、気にして既に元気を保っている人、入試や競技会が近く体調を保ちたい人など、幅広い相手へ贈るのに向いた花言葉です。
自分の健康のために、家で育てて自覚を促す事もできます。
きっと、世話する度に思い出すでしょう。
逆に向かない相手は、回復が見込めない重い病気にかかっているなど、軽々しく健康という言葉が使えない人です。
また、退院後障害が残った人に使うのも考えものです。
健康の定義はこれでなかなか難しく、WHO基準などを辿っていくと、どんどん分からなくなっていくものです。
また、当のあなたが不摂生に生活している場合、他人に対して使うのはやめましょう。
人間、何を言うかより、誰が言うかをどうしても気にしてしまうものです。
「節操」
こちらも健康に通じるイメージの花言葉です。
節操の元の意味は「意見を堅く守る」というものですが、無節操の対義語としての印象の方が強いでしょう。
乱れた習慣を改め、規則正しく生活するといった意味合いです。
健康が目的なら、節操はそれを達成する手段と言えます。
こちらは規則正しく健康的に生活している人へ贈ったり、調子を崩して今後は改めなければならない人へのエールとしてメッセージに添えるなどの利用が出来るでしょう。
「不健康になりかけているけれど、我慢してストレスを溜めるよりマシ」と不摂生を続ける人に贈った場合、その場で拒絶はされますが、ずっと後に思い直す可能性はあります。
自分の部屋に飾れば、生活を改める決意表明になります。
逆に向いていないのは、自分よりも節操のある生活が出来ている人でしょう。
まずは自分の襟を正せ、と返されるのがオチです。
まとめ
ウラジロタデは可愛らしい花を付けますが、葉の色に紛れがちです。
花言葉を知っていれば、きちんと興味を持ち、楽しむ事が出来るでしょう。
風景の中に楽しみを見つけられる、花言葉を是非参考にして下さい。