ウスベニニガナはキク科ウスベニニガナ属の一年草です。
日本では関東以南から琉球列島にかけて分布します。
日当たりの良い場所を好み、畑のあぜ道や道端、断崖などに生えます。
国外ではアジアからアフリカの熱帯域に広く分布します。
同属の中で唯一の日本在来種で、道端などに生え雑草扱いされますが、他の草があれば圧倒されます。
漢字で薄紅苦菜と表記しますが、これはベニニガナよりも淡い花色から付いた名です。
ここでは、ウスベニニガナの花言葉について解説します。
「ウスベニニガナ」の花言葉
「魔除け」「保護」があります。
ややオカルト寄りの表現ですが、縁起をかつぐ程度の感覚であれば、誰にでも合うでしょう。
「魔除け」
魔除けに使われる例はないようですが、中国においては薬としても利用される事から、病魔を祓うものとしてイメージに合う花言葉です。
オカルト好きな友人に贈ったり、最近ツキがないとぼやいているような人に向く花言葉です。
魔除けの効果を期待して自分の部屋に飾ったり育てたりしてみるのも悪い事ではありません。
逆に合わないのは、信じすぎてしまう人です。
魔除けの類は少し信じる分には心強いものですが、依存してしまうと逆効果です。
まして植物ですから、枯れてしまった時などに大変慌てる事になるでしょう。
都合の良い事だけ信じ、科学と重なる部分は科学の方を信じる、というのが、オカルトと付き合う基本です。
また攻撃的で、何かがあるとまず人のせいだと思ってしまう人にも向きません。
そのような人にこの花言葉を添えてウスベニニガナを贈った場合、その後に起きた悪い事は100%あなたのせいにされます。
逆に悪い事がない時は、いつも通りとしか思わず、あなたのお陰とは考えません。
「保護」
薬用とされる性質から、イメージと繋げやすい花言葉です。
子供や放っておけない人などに、花言葉を添えて花を贈ったり、写真を待ち受けにさせたり、という使い方に向きます。
何らかの嫌な事から身を守るイメージで、自分の家に飾るのも良いでしょう。
これが向かない相手としては、こちらを頼るクセがある人です。
黙っていてもこちらが保護している相手には、わざわざ追加で口実を与える理由はありません。
そういう人は危なっかしく見えても、案外突き放されれば自分でどうにかするものです。
子供は独りになると泣き止むのと同じ理屈です。
また、自分を保護している相手に対しては、「これ以上何かして欲しいのか?」と苛つかせるだけで、やはり贈るのに向かない花言葉です。
まとめ
ウスベニニガナは淡い可憐な花です。
見かける事が出来れば嬉しい気分になれますが、花言葉を知れば更に親密さが増すでしょう。
日々の暮らしの喜びを上げ底してくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。