「インドジャボク」は、キョウチクトウ科「インドジャボク」属の常緑低木です。
インド、東南アジア原産です。
花は白または淡赤色で、その後果実は黒紫に熟します。
今回は、「インドジャボク」の花言葉について解説します。
「インドジャボク」の花言葉
「用心」「癒し」「知性」です。
比較的良い意味で、贈り物に向きます。
「用心」
「インドジャボク」は「印度蛇木」と書きます。
名に蛇が付く由来としては、毒蛇に噛まれた時の解熱剤などに利用されたというのが1つめです。
もう1つの由来は、根の形が似ているというものです。
学名の「セルペンティナ」は「セルペンティヌス(蛇型の、3回以上屈曲する、匍匐する)」が語源で、根の形の説を踏襲しています。
ここから、根に足を躓かせる、または蛇に噛まれる「用心」という意味で付いた花言葉です。
悪い事に備え、「用心」するのは大切です。
一方、「用心」に注力するあまり、本来の仕事が疎かになると本末転倒でしょう。
行動にせよ保険にせよ、「用心」し過ぎてないかという見直しも大切です。
この花言葉は、何かしら注意を伝える表示へ添えるのに向きます。
「癒し」
根が生薬として利用された事から付いた花言葉です。
現在は合成品に置き換わっていますが、かつては天日乾燥させた根が「ラウオルフィア根」として、高血圧や不整脈に使われました。
調子が悪い時「癒し」になるものは、様々です。
薬の場合もあれば、ゆっくり入浴する、恋人と会うといった人もいるでしょう。
忘れてはならないのは、癒しが必要なほど消耗した原因です。
自分の身体より大事なものはありません。
この花言葉は、何かしら調子が悪い時、花や果実を眺めのんびりするのに向きます。
直接的に治そうと、素人治療で生薬を使うのはやめましょう。
薬効があるものは、全て量を超えれば毒です。
「知性」
薬として利用される事から付いた花言葉です。
医師に「知性」が必要という連想です。
「知性」は世界を明るくしてくれます。
「知性」が乏しい人は、「知性」さえあれば世界が隅々まで見渡せると勘違いしますが、光があれば一層濃く長い影はできます。
段階に応じて、不明な点は出て来るものです。
従って、知性がある人ほど、物事が容易に断定出来ない事に気付きます。
もしも、歯切れ良く、分かりやすく物事を語る人がいたら、どこかに省略されている事実があり、考えを誘導されていると警戒しなければいけません。
この花言葉は、「知性」豊かで尊敬出来る人へ贈り、尊敬の気持ちを伝えるのに向きます。
まとめ
「インドジャボク」は、キョウチクトウ科「インドジャボク」属の常緑低木です。
花言葉は「用心」「癒し」「知性」です。
植物の性質の伝えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。