イワガラミという植物の名前をご存知でしょうか。
イワガラミは、アジサイ科イワガラミ属の落葉つる性木本で、名前が表す通り岩壁や木に絡みつきながら成長していきます。
夏にはクリーム色の花を咲かせ、別名ユキカズラとも呼ばれる植物です。
アジサイの仲間なので、アジサイやツルアジサイに似ていますが、イワガラミには装飾花と呼ばれる「がく」の部分が1枚しかありません。
今回は、そんなイワガラミの花言葉について詳しく解説していきます。
「イワガラミ」の花言葉
イワガラミの花言葉は、その特徴や習性から来ていると考えられます。
ここでは、イワガラミの花言葉を2つご紹介しましょう。
「忠実」
1つ目にご紹介するイワガラミの花言葉は、「忠実」です。
イワガラミは蔓性の植物で、茎から付着根と呼ばれる体を支えるための根を出すことが特徴としてあげられます。
その付着根を、近くにある岩の壁や木などにくっつけて成長を繰り返していくのです。
この花言葉は、イワガラミが岩壁や高木などにぴったりと寄り添うように巻き付く姿に由来しているのかもしれません。
「平凡」
イワガラミが持つ2つ目の花言葉は、「平凡」です。
イワガラミは、成長がゆっくりで、大きくなるまでに充分な水分や栄養を必要とします。
この「平凡」という花言葉は、ゆっくりと着実に、岩や木を伝うようにして成長する様を表したもの考えられます。
淡々と成長していくだけあって、丈夫で生命力が強い植物です。
「イワガラミ」の花言葉の由来
花言葉は、基本的にその植物に関する言い伝えや、特徴に由来するものです。
イワガラミの花言葉は、蔓性植物という特徴やその成長過程からつけられたものと考えられ、どちらもイワガラミの力強さや忍耐力をよく表しています。
「イワガラミ」の豆知識
見た目からは想像がつかないかもしれませんが、イワガラミの葉は少し揉むとまるでキュウリのような香りがします。
おひたしや天ぷらなど、定番の料理として食べることができ、豊かな風味が特色です。
まとめ
今回は、イワガラミの花言葉についてお伝えしました。
イワガラミはアジサイの仲間で、「平凡」や「忠実」といった花言葉を持つ植物です。
このイワガラミの花言葉が気になったときには、是非こちらの記事をチェックして参考にしてみてください。