イワイチョウという花をご存知でしょうか。
イワイチョウは、ミツガシワ科イワイチョウ属の小さい白い花が特徴の植物です。
今回はイワイチョウの花言葉と名前の由来について、詳しく見ていきましょう。
「イワイチョウ」の花言葉
イワイチョウには、2つの花言葉があります。
どちらもイワイチョウの花と葉をよく表現している花言葉です。
「純潔」
花の色が真っ白なイワイチョウらしい花言葉です。
イワイチョウのように白い花の花言葉は、「純潔」「清楚」などといった純白のイメージを現していることが多いです。
見る物の心を清めてくれるような、無垢な雰囲気を持つイワイチョウならではの言葉です。
「多才な人」
イワイチョウは、小さな白い花を咲かせるほかに、緑の葉っぱが秋になると黄色くなります。
開花と紅葉を観賞できるところが、「多才な人」という言葉にぴったり合います。
季節ごとに様々な変化を見せてくれるイワイチョウです。
「イワイチョウ」の名前の由来
秋に紅葉することと、イワイチョウという名前を聞いて「イチョウ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
イワイチョウの葉がイチョウに似ていることと、岩がある場所に生息していたことが由来となり「イワイチョウ」という名前がつきました。
漢字にすると「岩銀杏」となります。
イチョウの葉と形が似ているだけではなく紅葉した時の色味も似ているので、納得のいく名前の由来です。
「イワイチョウ」の豆知識
豆知識として、イワイチョウを見つけやすい場所をお伝えすると【高山の湿原】です。
特に、富山県の立山は、イワイチョウは立山を代表する高山植物のひとつであるとも言われています。
立山にはイワイチョウの集落があるので、秋には一面に広がったイワイチョウの紅葉を楽しむことができます。
他にも、北海道や中部地方にも多く生息していると言われています。
行楽シーズンに山などにお出かけする時は、イワイチョウを探してみてください。
まとめ
イワイチョウは、夏には花を、秋には紅葉を楽しむことができます。
花言葉の通り、多方面で観賞することができる植物です。
身近なところに咲いているというよりも、標高が高いところや湿原に咲いていることが多いので、登山やハイキングを楽しんでいる最中に、イワイチョウに出会えるかもしれません。