「イブピアッチェ」は、バラ科バラ属のバラの1品種です。
1980年代初頭にフランスの「メイアン社」が、スイスの宝飾時計&ジュエリーブランド「ピアジェ」の4代目会長「イブ・ピアジェ」氏に捧げたものです。
1982年に「国際バラ新品種コンクール」で金賞受賞した後に、「イブピアッチェ」の名が授けられました。
花は直径14cmの大輪咲きで、花色は濃いピンク、「ダマスク・モダン」に分類される濃厚な香りがあります。
今回は、「イブピアッチェ」の花言葉について解説します。
「イブピアッチェ」の花言葉
「愛」「美」「輝かしい」「しとやか」といいます。
花の美しさや、ジュエリーの煌びやかなイメージのある良い言葉が揃います。
「愛」
バラに共通する花言葉です。
古代ギリシャ神話の愛と美の女神「アフロディーテ」を象徴する花である事が由来です。
愛を伝える贈り物に向きます。
尚、バラは本数により、意味が変わるので、贈る時はそちらも気を付けましょう。
「美」
こちらはアフロディーテの美を表す花言葉です。
ピアジェでは、バラを「世界で最も美しい花」と呼んでいる事も意味が合います。
「輝かしい」
ゴールドやダイヤモンドを扱うブランドであるピアジェのイメージから付いた花言葉です。
新品種コンクールで金賞受賞した事も意味が合います。
どのような分野であれ、輝かしい実績や称賛を得るのは素晴らしい事です。
才能の差で多少の有利不利はあるにせよ、そこへ至るまでの積み重ねは本物でしょう。
輝くために磨く事は、決して楽しいばかりではありません。
称賛に至るまでの道には、無数の否定の声があった筈です。
外から浴びせられなかったとしても、内面から多数の駄目出しがあるのです。
この花言葉は、受賞や成功など、輝くような結果を出した人へ向きます。
輝くような美しさの人にも良いでしょう。
有り触れた成功であっても、あなたが心から称賛する気持ちがあるなら問題ありません。
逆に「こんなもの」と思っている時は、程々にしておきましょう。
本当に称賛したい時、言葉がなくなります。
「しとやか」
「イブピアッチェ」は、「シャクヤク咲き」と呼ばれる、フリルのような花弁が折り重なった咲き方です。
この、柔らかで落ち着いた雰囲気と、ピンクの甘やかで優しいイメージから付いた花言葉です。
淑やかな人には、誰しも惹かれます。
パワフルで魅力的な人や、緊張するような美しさのある人は、ある程度自分の方も力が必要ですが、淑やかな人は優しく受け止めてくれる安心感があります。
淑やかで優しい人へ贈るのに向く花言葉です。
まとめ
「イブピアッチェ」は、柔らかな優しいイメージの花です。
花言葉を知り、興味を深めれば、その由来にも触れられるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。