「イノンド」は、セリ科「イノンド」属の一年草または二年草です。
「ディル」とも呼ばれ古くからハーブとして利用されています。
地中海沿岸から中央アジアを原産とし、現在では世界中に広まっています。
小さい花は傘状に集まって付き、花色は白か黄色、花期は8月です。
今回は、「イノンド」の花言葉について解説します。
「イノンド」の花言葉
「知恵」「保護」「強い魅力」「悪に対して強力」です。
海外の花言葉を含みます。
良い意味の言葉が揃い、贈り物に向きます。
「知恵」
ハーブとして有用であり、香り付けから薬草、魔除けなどにも利用された事が由来になっています。
「知恵」は何にも役立ちます。
身体を使う事も、「知恵」を伴わなければ効果的なものにはならないでしょう。
「知恵」を得るためにも、基礎となる「知恵」が必要という、入れ子構造にもなっています。
もう必要ないという事はなく、いつまでも、学びがあると理解しておくと、人生に潤いも出ます。
この花言葉は、「知恵」があり、尊敬出来る人へ贈るのに良いでしょう。
自分の心がけとして飾っても合います。
「保護」
魔除けとして人を守るという意味で、フランス発の花言葉です。
「保護」されず生きている人はいません。
社会生活を送るなら、警察などが守った秩序によって「保護」されており、その前の段階なら保護者の庇護下にもあるでしょう。
山中で自給自足の仙人のような暮らしをするなら、「保護」とは離れられますが、非常に心細く、実際危険もある状況です。
自分を「保護」する誰かに対する感謝を意識すると、少し世界が優しく見えるでしょう。
まだ小さい子供のため植えるのに向きます。
「強い魅力」
ハーブとして有用であり、花も可愛らしい事から付いた花言葉です。
魅力の形は様々です。
何か1つだけにしか魅力を感じないのであれば、人の文化は発展しなかったでしょう。
様々なものに魅力を感じた人が複数出て、その掛け算で複雑化していくのです。
この花言葉は、魅力的な恋人などへ贈るのに良いでしょう。
「悪に対して強力」
魔除けとして利用された事から付いた花言葉です。
気は優しくて力持ち、悪い奴には滅法強い、といった、ヒーローのイメージです。
良い意味ですが、自分が正義のために悪を叩いている、と思う時は気をつけるべきでしょう。
もっとも手軽に発生する悪は、崇高な目的のためなら、手段は何でも良いと考える人です。
生物は楽なものがあれば、そこに流れます。
手段を選ばないという楽は、容易に事態を破綻させるのです。
まとめ
「イノンド」は「ディル」とも呼ばれるハーブで、セリ科「イノンド」属の一年草または二年草です。
花言葉は「知恵」「保護」「強い魅力」「悪に対して強力」です。
自分の心がけにもなる花言葉を、是非参考にして下さい。