「イヌムレスズメ(イヌクララ)」は、マメ科クララ属の落葉低木です。
朝鮮半島原産です。
花は直径15mmほどの蝶型で、花色は黄色、咲き進むとオレンジ色になります。
花期は4月から5月です。
今回は、「イヌムレスズメ」の花言葉について解説します。
「イヌムレスズメ(イヌクララ)」の花言葉
「集い」「自由な生き方」「旅立ち」です。
「ムレスズメ(群雀)」の花言葉と一部共通します。
良い意味の言葉が揃い、贈り物に向きます。
「集い」
名前の「群雀」の部分から付いたもので、スズメが群れて集まっているような、多数の花が由来です。
中国の元の意味としては、スズメではなくヒワのイメージですが、いずれにしても小鳥を意味します。
人と集まって何かするのは楽しいものです。
一方、そこに「集まらなければならない」という義務感が出ると、途端に窮屈になります。
参加するもしないも自分の意思1つである事は、忘れずにいたいものです。
この花言葉は、サークルなどのシンボルに良いでしょう。
「自由な生き方」
オレンジ色に花色が変わる様子や、「群雀」のイメージで、小鳥があちこちに飛ぶ連想から付いた花言葉です。
「自由な生き方」に憧れる一方、批判的な気持ちが湧く場合があります。
嫉妬心とも取れますが、もう少し根が深い、共同体の常識から外れる者に対する警戒心もあるでしょう。
いずれの場合も、感情由来で理屈は通っていない事は自覚が必要です。
さもないと、批判は自分に返り、生き方がどんどん窮屈になっていきます。
自宅に植え、自分の心がけとするのに向く花言葉です。
「旅立ち」
群を作り枝に留まる小鳥を、犬が1つ吠えてパッと散らしてしまうイメージから付いた花言葉です。
人生に区切りは様々ですが、今の環境から大きく離れるためには、犬に吠えられるような、後押しがあるものです。
それがどのようなものであったとしても、旅立った先で、つつがなく過ごせているなら、良いきっかけだったと考えるべきでしょう。
「イヌムレスズメ(イヌクララ)」の豆知識
イヌムレスズメは、「犬群雀」と書き、「ムレスズメ」と似ているけれど小型で、若干見劣りする様子から付いた名です。
別名の「イヌクララ」については、「クララ(眩草)」に似て小さい事が名前の由来です。
「クララ」自体は、根を噛むと、目が眩むほど苦い事が由来です。
まとめ
「イヌムレスズメ(イヌクララ)」は、マメ科エンジュ属の落葉低木です。
花言葉は、「集い」「自由な生き方」「旅立ち」です。
生きる指針にもなる、花言葉を是非参考にして下さい。