「イッスンキンカ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「イッスンキンカ」の花言葉とは? 逆引き

「イッスンキンカ」は、キク科アキノキリンソウ属の多年草です。

「一寸金花」と書き、「金貨」ではありません。

日本固有種で、九州の屋久島に分布し、岩上に生育します。

草丈3cmから7cmと小さく、黄色い花が集まって咲きます。

花期は7月から8月です。

今回は、「イッスンキンカ」の花言葉について解説します。

「イッスンキンカ」の花言葉

「要注意」「幸せな人生」「住めば都」です。

比較的良い意味が揃い、贈り物に向きます。

「要注意」

湿った岩場に生える性質から、自生地に行く時は気を付けないと転ぶという意味で付いた花言葉です。

「一寸(約3cm)」を名に持つほど小さく、気を付けないと見過ごすという意味にもなります。

注意とは「意を注ぐ」で、意識を向ける事です。

逆に言えば、人は目の前のものを見ているようで、見ていません。

瞬時にとりあえず記憶しますが、ごく短期間に消失し、その中で意識を向けたものだけ残るのです。

「人生で大事なものを見落としているのでは」と、時に気になる事もあります。

けれど、そもそも見落としていないものの方がレアであると考えると、気が楽になるでしょう。

この花言葉は、自宅に飾り、何か気にしているものと結びつけるのに合います。

いつも想っていて欲しいという気持ちで、恋人に贈っても意味は合いますが、解説しないと伝わり難いでしょう。

「幸せな人生」

屋久島の高所にひっそりと、身を寄せ合うように咲く姿から付いた花言葉です。

寂しい場所のようですが、大切な家族は共にあるというイメージです。

人生が幸せであったかどうかは、判断が難しいものでしょう。

幸せと不幸せを足し引きで決算するにしても、1つのエピソードには、両方の側面があります。

スプーンでかき混ぜて均一に出来るものでもありません。

ただ、「幸せだったろうか」と考える余裕がある時点で、かなりの上澄みではあるでしょう。

結婚式のディスプレイや、自宅へ植えるのに向きます。

「住めば都」

屋久島の岩場という、隔絶された場所に生えますが、明るく楽しげな黄色の花を咲かせる姿から付いた花言葉です。

どんな場所でも、また引っ越す煩わしさを差し引けば、そこまで悪いものではありません。

一方、それでも嫌と思う時は、マイナスが大きすぎるため、引っ越すべきでしょう。

行った先にも「都」はあるのです。

まとめ

「イッスンキンカ」は、キク科アキノキリンソウ属の多年草です。

花言葉は、「要注意」「幸せな人生」「住めば都」です。

人生を見つめ直すきっかけにもなる、花言葉を是非参考にして下さい。

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