「アミメミミカキグサ」は、タヌキモ科タヌキモ属の水生植物です。
ミジンコなどを補食する食虫植物です。
別名の「ウォーターローン」で、よく知られています。
インド、スリランカ原産で、水底に絨毯のように密生します。
花は紅紫色で、網目模様が入る事が名前の由来です。
「ミミカキ(耳掻)」の方は、果実が出来た時の形が元になっています。
今回は、「アミメミミカキグサ」の花言葉について解説します。
「アミメミミカキグサ」の花言葉
「疑惑」「洒落者」「夢より素敵な現実」です。
良い言葉と悪い言葉が混ざっているため、贈る時はカードなどで伝える言葉を限定すると誤解がありません。
水生植物なので、花束には出来ませんが、画像を贈ったり、植えられたものを一緒に見に行くといった利用ができます。
「疑惑」
食虫植物の性質から付いた花言葉です。
虫を捕らえていながら、そんな素振りも見せず、緑の美しい葉を揺らしている、といったイメージです。
何かトラブルが起きた時、「誰かが悪意でやったのでは」と、「疑惑」を抱く事があります。
そこまでは仕方ありませんが、陰口などで言葉にするのはいけません。
冤罪だった時に、取り返しが付かない心の負い目になってしまいます。
判断はくれぐれも、慎重にしましょう。
悪い言葉で、誰かに贈るには向きません。
自分が誰かに対して「疑惑」を抱く時、自宅に飾り、眺めながら心を整理してみるのも良いでしょう。
「洒落者」
オシャレな網目模様と、相手を罠で虜にする遊び人のイメージから付いた花言葉です。
洒落た言動やファッションは、人を惹きつけます。
散々誘惑した上で、そのまま放り出して他へ行ってしまうのでは、トラブルの種を蒔いているようなものです。
後を引かないスマートな終わりも、「洒落者」に必要な要素です。
洒落て、スマートな振る舞いが出来る人へ贈り、好意を伝えるのに向きます。
自分を磨く決意として飾るのも良いでしょう。
「夢より素敵な現実」
ゆらゆら幻想的に揺れる葉が美しい植物ですが、現実には食虫植物という、もっと興味深く楽しい性質がある事から付いた花言葉です。
食虫植物はおぞましく気味の悪い、と考える人もいますが、好きな人にはたまらないものです。
植物なのに生き物を補食するのも、それに特化した独特な姿も魅力的に感じられるでしょう。
夢を実現して、更に先のステップへ進めた友人へ贈り、祝う気持ちを伝えるのに向きます。
一方、夢に向かって頑張っている人へ、「現実を見ろ」という意味で贈るのはやめておきましょう。
まずは、相手に対する受容の姿勢がなければ、コミュニケーションは成立しません。
一方的な助言に従って相手が行動を改めてくれるというのは、それこそ夢物語です。
まとめ
「アミメミミカキグサ」は、タヌキモ科タヌキモ属の水生植物です。
花言葉は、「疑惑」「洒落者」「夢より素敵な現実」です。
自分磨きの決意にもなる、花言葉を是非参考にして下さい。