「アミガサユリ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「アミガサユリ」の花言葉とは? 花言葉

アミガサユリは、ユリ科バイモ属の半蔓性の多年草です。

中国原産で主に鑑賞用に栽培されます。

花は釣り鐘型で、全体は淡緑色、内側に黒紫色の網目模様があり、花期は3月から4月です。

今回は、アミガサユリの花言葉について解説します。

アミガサユリの花言葉

「威厳」「謙虚な心」「母の優しさ」「才能」などがあります。

統一性がありませんが、いずれも良い言葉で、悪い言葉も含まれないため、贈り物などに向きます。

「威厳」

アミガサユリの名は、やや開いた釣り鐘型で網目模様の花を、「編み笠」に喩えた名です。

花は深く、頭を入れるとすっぽり収まってしまいそうですが、時代劇などで武士が使う「深編み笠」と考えれば合います。

ここから、江戸時代の、威厳のある武士のイメージで付いた花言葉です。

同じ由来で「威光」「凛とした姿」という花言葉も付いています。

威厳のある恩師などへ贈るのに向く花言葉です。

立場は偉くても、腰の低く物腰の柔らかな人には合いません。

「謙虚な心」

俯いた花からイメージされた花言葉です。

俯いて謙虚に頑張るという意味で「努力」という花言葉も付いています。

成功しても驕ることなく、謙虚に努力を続ける人へ贈るのに向きます。

この花言葉が合わないのは、尊大な人です。

一概に悪いとは限りませんが、意味は合いません。

「母の優しさ」

アミガサユリには、地中に鱗茎があり、咳や痰、腫れ物などに薬効があるとされます。

鱗茎の鱗片が2つくっついている事から、生薬として「貝母(バイモ)」の名が付いています。

薬効と、「母」の文字が付く事から連想された花言葉です。

優しい母親へ贈るのに向きます。

母親として立派に子育てしている友人に贈り労うのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、父親です。

「母親の方が良いのだな」と、嫌な思いをさせます。

多少イメージが違っても「威厳」などの花言葉を使う方が無難です。

「才能」

花の美しさや薬効など、人に評価される利点を持つ事から付いた花言葉です。

同じ由来で「人を喜ばせる」という花言葉も付いています。

才能に溢れ、人に役立つ仕事ができる人へ贈るのに向きます。

この花言葉が合わないのは、目立った才能がない人です。

「才能がないのが才能」のような言葉遊びは、言葉の意味を曖昧にさせるだけです。

まとめ

アミガサユリは特徴的な姿ですが、色はあまり目立たず、見過ごしてしまう事もあるかも知れません。

花言葉を知り、興味が深まれば、存在に気付き、内側の模様も楽しめるでしょう。

風景の解像度を増してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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