「アラマンダ」はキョウチクトウ科アリアケカズラ(アラマンダ)属の花です。
「アリアケカズラ(有明葛)」と呼ばれることもあります。
環境によって形を変えるというユニークな性質を持っており、日本で育てるとつる性になることが多いです。
また主な開花期は5〜10月で、花の形は5枚の花びらを持つ丸っこいものが主流。
主な花の色は鮮やかな黄色やピンクです。
ちなみに原産地のブラジル近辺のような温暖な地域では一年中開花するうえ、暑さに強い性質があるので熱帯地方では観賞用として広く親しまれています。
「アラマンダ」の花言葉
「アラマンダ」の花言葉は「恋に落ちる前」「隠された美」「楽しい追憶」などです。
どれも他にはあまりないユニークなものですが、基本的には良い意味で使えるものなので花言葉で悩むことはあまりないでしょう。
例えば「恋に落ちる前」は人々の恋愛を後押しする結婚相談所や婚活アドバイザーのオフィスなど、「隠された美」は芸能人や芸術家の原石を磨く場である専門学校や養成所など、「楽しい追憶」は楽しい思い出を作る場である公園や遊園地などにぴったりです。
ちなみに「アラマンダ」の花言葉の由来についてはっきりしたことは分かっていませんが、暖かくなると明るい色の花を次々に咲かせる様子が関係しているという説があります。
なお日本ではあまりなじみのない花であり、入手性は良くないので一般的なギフトにはあまり向きません。
加えて寒さには弱く外での冬越しには5〜10℃の気温が必要なので、日本では沖縄のような特に温暖な地域で街路樹や庭木などとして植えられているようです。
「アラマンダ」の豆知識
インドネシアでは「アラマンダ」の葉を薬として用いることがあるようです。
また「アラマンダ」には品種が多く、例えば名前通り大きな花を咲かせるオオバナアリアケカズラ、安定してピンク〜赤紫の花を咲かせるアラマンダ・ビオラケア(パープルアラマンダ)などがあります。
余談ですがトロピカルフラワーとしてよく知られているプルメリアや暑さに強い花として好まれているニチニチソウは同じキョウチクトウ科の仲間です。
まとめ
「アラマンダ」には「恋に落ちる前」「隠された美」「楽しい追憶」といったユニークな花言葉があります。
また開花期が長く花は色鮮やかで整った形をしているので、熱帯地方では広く親しまれているそうです。