「アマミスミレ」は、スミレ科スミレ属の多年草です。
奄美大島と沖縄本島に分布し、沢沿いの岩の上などに生育します。
スミレ属の中でも特に小さい品種で、草丈5cmほどです。
花は白い花弁5枚で、中央下の唇弁1枚にだけ紅紫の筋があります。
今回は、「アマミスミレ」の花言葉について解説します。
「アマミスミレ」の花言葉
「無邪気」「謙虚」「ささやかな幸せ」「微かな恋心」です。
スミレ属に共通する花言葉を含みます。
比較的良い言葉が揃い、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「無邪気」
素朴な山野花で、小さく可愛らしい姿から付いた花言葉です。
「無邪気」さは、心に残しておきたいものです。
思春期の頃には少し捻くれてしまう事もありますが、大人になると、「無邪気」である事の良さが理解できます。
何より、「無邪気」でいるためには、物事を真っ直ぐ受け止める強さも必要と分かるのです。
「無邪気」で好ましい人へ贈るのに向く花言葉です。
子供のために飾るのも良いでしょう。
「謙虚」
人の目に触れない山地で、控えめに俯いて咲く様子から付いた花言葉です。
「謙虚」なだけでは人に良いように扱われます。
かといって、出しゃばり過ぎると嫌われます。
加減が難しいものの1つです。
自分の感覚がよく分からなくなってきたら、思い切って相手に聞いてみるのも良いでしょう。
その時に言われた事や、反応は忘れない事が重要です。
相手の言う事をきちんと聞いて、1度で理解する「謙虚」さは、過剰なくらいが適量です。
自分の振る舞いを省みるため、自宅へ飾るのに向きます。
「ささやかな幸せ」
「スミレ」の花言葉には、「小さな幸せ」がありますが、特に小さい「アマミスミレ」は「ささやかな幸せ」です。
山歩きで見かけた時、ふと心が軽くなるような気分も表します。
大きな幸せは、滅多に訪れません。
これは因果関係が逆で、何度もあるような事は慣れてしまうので、幸せを感じなくなるという意味でもあります。
これは食事を想像すると分かりやすいでしょう。
品薄の食材が手に入った時は幸せですが、毎日では飽きてしまいます。
一方、いつでもささやかながら幸せを感じられる事は、日々の隙間に入り、心地よさを与えてくれるのです。
家族団欒の食卓に飾り、家族が揃う幸せを形にするのも良いでしょう。
「微かな恋心」
小さな「アマミスミレ」の唇弁だけが色づいて見える事から付いた花言葉です。
いきなり一目惚れし、運命の出会いに辿り着く、ドラマティックな恋は滅多にありません。
ちょっとしたやり取りで好意を感じ、それが繰り返されるうちに、気が付けば恋に落ちているものです。
恋人へ、日々の愛情を伝えるメッセージとして贈るのに向きます。
まとめ
「アマミスミレ」は、スミレ科スミレ属の多年草です。
花言葉は、「無邪気」「謙虚」「ささやかな幸せ」「微かな恋心」です。
良い意味の言葉が多く、贈り物にも、自分のために飾るにも向きます。
日々の幸せを少し上乗せしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。