アマナツは大きい果実が特徴の柑橘類の1品種で、スーパーの果物売り場でも良く見かけます。
ナツミカンの枝変わり種で、酸度の低さと糖度の高さから、親品種のナツミカンよりも広く利用されています。
今回はアマナツの花言葉について、詳しく解説します。
「アマナツ」の花言葉
アマナツの花言葉はミカンと共通しており、オレンジとも共通点があります。
いずれもインド経由で日本に伝わったものですので、イメージは共通します。
古くから愛された植物のためか、花言葉は部位ごとに細かく付いています。
花には「純潔」「清純」「花嫁の喜び」など、果実には「美しさ」「優しさ」、木には「気前の良さ」と、各々異なっています。
「アマナツ」の花言葉(部位別)
アマナツの基本的な花言葉を理解できたところで、部位別で花言葉を見ていきましょう。
アマナツの花の花言葉
「純潔」「清純」「花嫁の喜び」などがあります。
白く可憐な花のイメージに合っていますが、具体的に結婚と結び付いているのには理由があります。
由来になったのは、ギリシャ神話です。
主神ゼウスが女神ヘラと結婚する時に、オレンジの花を贈ったのです。
これにちなみ、南ヨーロッパではオレンジの花を婚約のプレゼントとして男性から女性に贈ったり、花嫁の花冠にする習慣ができました。
これらのイメージが、日本のミカンやアマナツにも伝わったのです。
アマナツの果実の花言葉
「美しさ」「優しさ」といいます。
艶やかで輝くような色合いのアマナツは、その断面も整った幾何学模様で、美しさは申し分ありません。
そして柔らかな丸さが優しさのイメージとなりました。
更に、ギリシャ神話を始めとしたいくつかの伝承において「黄金のリンゴ」という価値のある果実が出て来るのですが、これはオレンジの事だとも言われています。
ここからも分かるように、アマナツなどの柑橘類は、果実の中で最も良いものとしてのイメージが付けられたのです。
アマナツの木の花言葉
「気前の良さ」があります。
これは柑橘類の実り方が元になっています。
一本の木に多数の果実を付け、毎年人々の暮らしを潤してくれるという特徴から、豊かで気前の良いものというイメージが出来たのです。
まとめ
アマナツを始めとする柑橘類は、古くから人々に愛され、良いイメージを持っています。
贈りものにも向いていますが、花言葉の由来まで理解することで、より細やかな気持ちが伝えられるでしょう。
是非、参考にしてみてください。