「アタミザクラ」は、バラ科サクラ属の1品種です。
熱海地方で見られる事が名前の由来です。
1月頃に開花する「寒桜」に分類される品種で、ピンク色で一重咲きの花を咲かせます。
今回は、「アタミザクラ」の花言葉について解説します。
「アタミザクラ」の花言葉
「高尚」「心の美」「優れた美」「淡白」です。
多くが良い意味の言葉で、意味が合う相手への贈り物に向きます。
イメージが合わない相手には、大袈裟過ぎて嫌味に伝わりやすい言葉です。
しかし、あなたの方に素直な気持ちがあれば、大きく誤解される事はありません。
「高尚」
「サクラ」が日本の花の中でも、特に格式の高いものとして、人々に愛されている事から付いた花言葉です。
摘んで遊ぶような花ではなく、高みから人を見下ろすように咲く姿も意味が合います。
冬に春を先取りするかのように咲く美しい花は、特に印象深く心に刻まれるでしょう。
高潔で高みにある人へ、贈ったり、一緒に見に行くなどして、好意を伝えるのに向きます。
「心の美」
木立全体を埋めるような美しい開花と、潔く散りゆく様子を表す花言葉です。
心の澱を吹き飛ばすような、熱海の海風としても意味が合います。
粘り強さが良い結果になる場合もありますが、全てを出し切って灰になるような姿にこそ惹かれるのも確かです。
言動に悪意がなく、一緒に過ごす事に不安や苛立ちの起きない相手へ贈るのに向きます。
自分の心がけとして、スマホの待ち受けにしても良いでしょう。
「優れた美」
他の大半の花と比べ、豪華で美しい様子から付いた花言葉です。
美しさは主観ですが、それでも認めざるを得ない、迫ってくるような美しさもあります。
仲間内で、特に美しい人へ贈るのに向きます。
メイク用品の売り場ディスプレイにも良いでしょう。
一方、控えめで素朴な美しさのある人には合いません。
ある程度わかりやすさのある美です。
「淡白」
淡いピンクの花から付いた花言葉です。
「淡白」な人は、気持ちが読めず、親しみを感じにくいものです。
振る舞いを改めた方が良い、と、助言したくなるかも知れません。
ですが、それはしばしば余計なお世話になるでしょう。
あなたに見せている姿が、その人の全てとは限りません。
この花言葉は、あまり人に贈るには向きません。
創作のキャラクタイメージには良いでしょう。
まとめ
「アタミザクラ」は、バラ科サクラ属の1品種です。
花言葉は、「高尚」「心の美」「優れた美」「淡白」です。
比較的良い意味が揃います。
嫌味と誤解して受け取る人も出そうな言葉ですが、あなたが確信を持って伝えるなら、誤解も少ないでしょう。
人に贈るにも、自分の為にも使える、花言葉を是非参考にして下さい。
