「アシタカツツジ」は、ツツジ科ツツジ属の常緑樹です。
「ツツジ」の1品種で、静岡県愛鷹(アシタカ)山に自生する事が名前の由来になっています。
花はやや小さく赤紫色で、白い斑点が見られます。
また、葉が5枚放射状にまとまって付く事も特徴です。
今回は、「アシタカツツジ」の花言葉について解説します。
「アシタカツツジ」の花言葉
「愛の喜び」「情熱」「慎み」「伝奇」です。
比較的良い意味が揃い、意味が合う相手への贈り物に向きます。
カードなどを添え、伝える言葉や意図をはっきりさせると、誤解がありません。
「愛の喜び」
ピンクにも見える花が樹木を染め上げる様子から付いた花言葉です。
愛は心を浮き立たせ、喜びに導きます。
その後、悩みが生じる事もありますが、基本は喜ばしい感情と言えるでしょう。
相手との関係性に愛情が感じられ、喜ばしい気持ちになる時、贈るのに向きます。
愛情に関わる喜ばしいライフイベントの、出産や結婚を迎えた友人へ贈るにも良いでしょう。
「情熱」
こちらも花色からのイメージです。
大きく開く花弁も、吹き上がる炎と熱に繋がるでしょう。
何事も「情熱」は必要です。
これは当たり前の事で、生物が動く元になっているのはカロリーです。
カロリーは熱量と訳せますから、「情熱」と容易に結び付きます。
後は、熱として外に発散してしまうか、それがない程度に引き絞って、内側で使い尽くしているかという違いです。
情熱的でいつも一生懸命な人へ贈るのに向きます。
自分の「情熱」を伝え、恋の告白として贈るのにも合います。
「慎み」
ツツジ属に共通する花言葉で、西洋品種の「アザレア」が、乾燥に強い性質から付いたものです。
「情熱」「愛の喜び」と逆の意味になりますが、ある程度制御がないと度が過ぎてしまうため「慎み」も重要なファクターです。
スピードが出る自動車には、それに応じたブレーキが必要になるのと同じです。
慎み深い人に贈ったり、自分が何かやり過ぎていないか省みるため、眺めるのに向きます。
「伝奇」
幻想的な話やファンタジーを意味する言葉です。
柔らかな炎のような花が枝を覆う様子が、幽玄で幻想的なのは確かです。
そういった作品に趣味がある友人へ贈るのに向きます。
創作で、幽霊や妖怪が出る話の雰囲気作りにも良いでしょう。
まとめ
「アシタカツツジ」は、ツツジ科ツツジ属の常緑樹です。
静岡県愛鷹山が名前の由来で、花弁の斑点や葉の付き方に特徴があります。
花言葉は「愛の喜び」「情熱」「慎み」「伝奇」です。
自分の愛情を伝えたり、相手を祝う時に向きます。
自分の心を伝える助けにもなる、花言葉を是非参考にして下さい。