アグロステンマという花の名前を聞いたことがありますか。
ナデシコ科アグロステンマ属の植物で、ヨーロッパ原産らしい華やかさと野性味を併せ持つ花を咲かせます。
今回はそんなアグロステンマの花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「アグロステンマ」の花言葉
「アグロステンマ」の花言葉について見ていきましょう。
「気持ちがなびく」
アグロステンマは背丈が100cmくらいまで成長します。
しなやかな姿は風でよくなびくため、「気持ちがなびく」という花言葉を与えられました。
友人の恋を応援したいとき、大事な会社の面接を控えているときなど、アグロステンマの強さにあやかってみてはいかがでしょうか。
「育ちの良さ」
ワイルドフラワーでありながら、アグロステンマは「育ちの良さ」という花言葉を与えられています。
自生地では麦畑の雑草として知られており、あまり観賞用として栽培されることはありませんが、青空に向かい凛と咲く姿はどこか品位を感じさせます。
交際相手のご実家に伺う時など、手土産の花束にアグロステンマを加えてみるのも素敵ですね。
「自然を好む」
ヨーロッパの広大な野畑にいきいきと自生することから「自然を好む」という花言葉が付けられました。
最近無理が続いている方、仕事に追われている方は、優しい色のアグロステンマの花を見つめて本当の自分を取りもどしましょう。
「アグロステンマ」の名前の由来
アグロステンマとは聞きなれない名前ですが、その語源はギリシャ語から来ています。
「アグロ」というのは畑を意味し、「ステンマ」は王冠を指す言葉。
ほかの植物より丈高く成長するアグロステンマですので、金色の小麦畑の上で揺れるさまが豊かな髪の上に輝く王冠に例えられたのでしょう。
ワイルドフラワーとは一線を画す気品が窺える名前です。
「アグロステンマ」の花色
アグロステンマは外側にゆるく反った花弁を持ち、白色の中心部から淡いピンク、赤紫、紫色へグラデーションになっているものが多いですが、純白の品種も存在します。
また花弁に直線からドット状の美しい筋が等間隔で数本入るのも特徴です。
まとめ
アグロステンマ自体はナデシコに似た小さな花ですので、1本2本よりたくさん束ねた方が映える花です。
相手の存在を自然に受け入れると伝えたいとき、好意にそっと応えたいときなど、アグロステンマの花を贈ってみてはいかがでしょうか。