「アクロポリス」は、バラ科バラ属の1品種です。
同じ名を持つスイセンの品種もありますが、今回はバラについて扱います。
「アクロポリス」は古代ギリシャの「ポリス(都市国家)」のシンボルとなった小高い丘を指します。
「アクロポリス」は大輪の品種で、丘を思わせる剣弁高芯咲き、花色はピンクです。
今回は、「アクロポリス」の花言葉について解説します。
「アクロポリス」の花言葉
「愛を持つ」「淑やか」「私の気持ち」「神聖」といいます。
ピンクのバラとしての花言葉と一部重複します。
柔らかく品のあるイメージ通りの花言葉で、贈り物に向きます。
「愛を持つ」
ピンク色は柔らかく、ハートの色にしばしば使われ、愛とイメージが密接な色です。
愛は与えたり注いだりしますが、必ずしも外に出さなければならない訳ではありません。
心の中に持つだけで、言動や表情に滲み出てくるものです。
さり気ない場面で愛情を感じさせる人へ贈るのに向きます。
自分が愛を持ち過ごせるよう、部屋に飾るのも良いでしょう。
「淑やか」
「アクロポリス」のピンクは、白の混じる淡いものです。
淡い色は、原色ほど人目を引きませんが、その分淑やかな雰囲気になります。
同じ由来で「上品」という花言葉も付いています。
振る舞いが穏やかで上品な人へ贈り、好意を伝えるのに向く花言葉です。
スマホの待ち受けにして、都度振る舞いを省みるのも良いでしょう。
「私の気持ち」
ピンクの「アクロポリス」のように、愛情に染まった心を伝える時に向く花言葉です。
恋の告白やプロポーズの贈り物に向きます。
バラは本数にも花言葉があるため、上手く合わせる事で素敵なプレゼントになるでしょう。
「神聖」
名前の元になった「アクロポリス」の中で、最も有名なのは「アテナイのアクロポリス」です。
そこに建てられた、古代ギリシャ美術の象徴とも言える「パルテノン神殿」の神聖な姿は、長い時を経て、現代に当時の姿を伝えます。
そんなイメージから付いた花言葉です。
神聖さは人の心に根付いた感覚と言えます。
人間の文化にとって、科学は新参の勢力です。
それ以前は、宗教が不思議なものや理解不能なものを説明していました。
科学が今の疑問全てを解説したとしても、その隙間からより小さい疑問が現れ、神聖さは細かい部分に入り込んでいくのです。
神聖な雰囲気を持つ人へ贈るのに向く花言葉です。
まとめ
アクロポリスは柔らかで美しい花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。