アキノウナギツカミという花をご存知でしょうか。
アキノウナギツカは、北海道や本州、四国、九州の湿った地域に分布するタデ科タデ属の花で、6月から10月頃に枝先に数個から数十個もの花を咲かせます。
今回はアキノウナギツカミの花言葉の由来や豆知識について、詳しく見ていきましょう。
「アキノウナギツカミ」の花言葉
アキノウナギツカミの花言葉は、「思わぬ利益」や「好奇心旺盛な」です。
アキノウナギツカミという名前を聞くと「ウナギを掴むの?」と疑問に思われる方も多いでしょう。
実はその名の通りで、「好奇心旺盛な」という花言葉の由来は、アキノウナギツカミのある特徴からきています。
それではさっそくそんなアキノウナギツカミの花言葉の由来について見ていきましょう。
「アキノウナギツカミ」の花言葉の由来
アキノウナギツカミには、茎に下向きに伸びる数多くの棘があります。
「好奇心旺盛な」という意味に関しては、その下向きに伸びる棘で何かに噛みついてしまいそうな様子からきているそう。
アキノウナギツカミにつく花は小さくて可愛らしいですが、茎には立派な棘もあり、名前の通り「ウナギ掴み」をするような好奇心旺盛さが連想できる花なんです。
棘のある茎を触ってうっかり怪我してしまわないよう注意しましょう。
「アキノウナギツカミ」の豆知識
アキノウナギツカミの茎は下の方は地を這うように、つる状に長く伸びています。
さらに茎の上の方は高さ1メートルもあるのです。
また、先述の通り、茎に陵は下向きに伸びる棘が数多くあります。
そんなサボテンのような棘の多いアキノウナギツカミですが、枝先には淡紅色の球状の美しい花を数個咲かせます。
花は丸みを帯びて可愛らしいですが、茎には棘がありなんだか湿気の多い地域でたくましく生きる力強さや生命力を感じますよね。
まとめ
「茎にある数多くの棘でウナギが掴めそうだから」という不思議な由来を持つアキノウナギツカミ。
枝先には茎の棘と真逆の丸みを帯びた淡紅色のきれいな花を咲かせます。
そしてなによりも「アキノウナギツカミ」という名前。
1度耳にしたら絶対に忘れることがなさそうなインパクトのある名前ですよね。
湿った地域にお出かけの際は、「好奇心旺盛な」という花言葉を思い浮かべながらアキノウナギツカミをぜひ観察してみてくださいね。