アキニレという植物の名前を聞いたことがあるでしょうか。
アキニレは、中国や朝鮮、台湾や日本が原産の、ニレ科ニレ属の落葉高木です。
9月頃にクリームのような色味の花をつけることから、アキニレと呼ばれています。
高さは15mほどになることもありますが、ハルニレよりは小型で盆栽としても人気がある植物です。
今回は、そんなアキニレの花言葉について詳しく見ていきましょう。
「アキニレ」の花言葉
アキニレは、深みや偉大さを感じさせる花言葉が沢山ある木です。
ここでは、4つの花言葉をご紹介します。
「高貴」
黄葉も楽しむことができるアキニレは、高貴さも感じさせる樹木です。
美しい淡い黄色の花が咲いている姿もまた、気品を感じさせてくれます。
「尊厳」
アキニレはハルニレほど大きくはなりませんが、それでも成長すれば巨木と呼ぶに相応しい高さになります。
そんなアキニレに、「尊厳」という花言葉はピッタリです。
「愛国心」
国や郷土を愛する心が「愛国心」です。
アキニレの立派な容姿は、確かに愛国心を持つ気高い心があるように見えます。
この花言葉を持つアキニレは、盆栽として年配の方にプレゼントしても喜ばれることでしょう。
「威厳」
アキニレは、成長して樹齢を重ねることにより、幹の部分に独特の模様が出てくることが特徴です。
積み重ねてきた時間を感じさせてくれるアキニレには、立派な威厳が備わっていると言えます。
「アキニレ」の花言葉の由来
アキニレの花言葉である「高貴」や「尊厳」、「威厳」などは、アキニレが持つ厳かな雰囲気や堂々とした姿に由来するものと考えられます。
「アキニレ」の豆知識
アキニレは、イシゲヤキやカワラゲヤキとも呼ばれ、その硬さを活かして家具などに使う材木としても重宝されてきました。
公園や街路樹などにも植えられていることが多く、意外と身近な樹木です。
また、北欧神話では、神がニレの木から人類最初の女性であるエムブラを創り出したとされています。
まとめ
今回は、アキニレの花言葉についてお伝えしました。
アキニレは「威厳」や「愛国心」など、格調高い印象を与える花言葉を多く持つ植物です。
盆栽としても流通しているので、年上の方への贈り物にしても喜ばれます。
このアキニレの花言葉が気になったときには、是非こちらの記事を参考にしてみてください。