「アカバセンニチコウ(赤葉千日紅)」は、ヒユ科ツルノゲイトウ属の多年草です。
「レッドフラッシュ」の別名もあります。
ブラジル原産で、湿り気の多い砂地に生育します。
花は白い小花が集まって直径1cmほどの球を作り、花期は10月から11月です。
花はあまり目立たず、赤い葉を楽しむ観葉植物としての利用が主です。
今回は、「アカバセンニチコウ」の花言葉について解説します。
「アカバセンニチコウ(赤葉千日紅)」の花言葉
「燃え上がった情熱」、「熱すると冷める恋」「熱しやすく冷めやすい」といいます。
いずれも赤い葉から連想された花言葉ですが、意味が逆の言葉が混じっているため、贈る時は意図を正しく伝えましょう。
「燃え上がった情熱」
葉を燃え上がる炎に喩え、燃える心、情熱に結びつけた花言葉です。
情熱は物事に取り組む原動力になります。
平均的に実力を発揮するのは難しく、ここ一番に情熱を燃え上がらせ、そうでない時はやや休むというサイクルになるものです。
それによって、心以外の部分が無理しないよう調整出来てるとも言えます。
情熱に燃えて物事に取り込む人へ贈り、応援するのに向きます。
恋の情熱として、告白に添えるのも良いでしょう。
勿論、一時の感情ではない事は、どこかで伝える必要があります。
「熱すると冷める恋」
燃え上がった情熱による恋は、いつかは冷めます。
永遠に熱が上がり続けるなら冷める事はありませんが、一息入れて前より温度が下がれば、「冷めた」事になってしまいます。
つまり、冷めたかどうかは相対的な評価なのです。
2人の間でも同じ事で、片方が熱ければ、もう片方は冷めて見えるでしょう。
これが「熱すると冷める恋」の1つの側面です。
勿論、情熱が過ぎる人を嫌う人もいます。
ですが、熱心なアプローチに満更でもないと思い、一緒に熱が引き上げられる人も多いでしょう。
恋人に贈ると「恋が冷めたので別れよう」という意味に伝わるので合いません。
創作で付いたり離れたりの恋愛ドラマのイメージには使えます。
「熱しやすく冷めやすい」
熱しやすく冷めやすいというのは、科学的に考えればごく当たり前の事です。
熱が伝わり易く温まりやすいものは、冷めていく時も、同じように熱が伝わって出て行きやすいというだけです。
人間の場合「一気に熱中するけれど、すぐに飽きる」という事で、恋の相手としては全く信用出来ません。
一方、趣味などでこの性質が表れると、様々なものに熱心に取り組み、その後次のものを始めるという事で、様々なものを広く楽しめるようになります。
ある程度冗談のニュアンスで、番組改編毎に、推しの芸能人が変わるような親しい友人へ贈るのに向きます。
まとめ
「アカバセンニチコウ」は、葉の美しい植物です。
花言葉を知り、興味を深めれば、花の時期にも気づけるでしょう。
植物を多面的に見せてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。