ポンポンのような可愛らしい花をつけるアカシアは、熱帯から温帯にかけて広く分布する植物です。
アカシアというのは単体の品種の名前ではなく、マメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称で、日本では温暖な地域でいくつかの品種が栽培されています。
ここでは、アカシアの花言葉について解説します。
「アカシア」の花言葉
「秘密の恋」が代表的な花言葉です。
明るい黄色の花のイメージからは少し異なる、秘めやかな言葉です。
その他にも良いイメージの花言葉があり、誰に贈るにも向きますが、恋愛事情がよく分からない相手だけは贈るのをやめておきましょう。
変な取られ方をする可能性があります。
「アカシア」の色別花言葉
アカシアには色別で別の花言葉がついていますので、見ていきましょう。
黄色いアカシアの花言葉
「秘密の恋」「プラトニックラブ」があります。
これはネイティブ・アメリカンの風習に由来があります。
男性が黄色いアカシアを意中の女性にプレゼントし、相手が黙って受け取れば愛を受け入れた事になるというものです。
初々しいカップルに向く、明るく可愛らしい色合いと言えます。
本当に秘密にしなければならない恋をしている相手については、当事者同士でないならば贈ってはいけません。
オレンジ色のアカシアの花言葉
「エレガンス」といいます。
明るい黄色のアカシアと比べ、少し落ち着いた上品な雰囲気は、イメージに合います。
大人同士の贈り物に向いています。
エレガンスと言われて嫌な気分になる人もいないので、誰にでも向くと考えてしまいますが、上品さにコンプレックスを持っていたり、ワイルドさを売りにしている人も一定数存在します。
その場合嫌味と取られるので、別の色を選んだ方が良いでしょう。
白いアカシアの花言葉
「頼られる人」があります。
これはアカシア共通の性質から付いたものです。
アカシアは家具や建物の建材としても使われる丈夫な木です。
腐りにくくシロアリにも抵抗があり、硬いのに粘りがある、正しく頼れる存在なのです。
尚、白い花をつける「アカシア」に、ハチミツでも知られる「ニセアカシア」がありますが、こちらはハリエンジュという別種の植物で、見た目も似ていません。
花言葉も「優雅」「真実の愛情」など、異なるものが付いています。
まとめ
アカシアは複数の色で合わせるとより、より華やかな美しさが引き立ちます。
それぞれを組み合わせてメッセージを伝えるのも、楽しいものです。
そんな時は是非、花言葉を参考にしてみてください。