「アカカタバミ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「アカカタバミ」の花言葉とは? 花言葉

「アカカタバミ」はカタバミ科カタバミ属の植物です。

草丈は10cmほどで、コンクリートの隙間や砂利の多い場所といった乾燥した場所に生育しています。

南アフリカが原産地であるとされ、5月から9月にかけて黄色い小さな花を見せてくれる植物です。

今回は「アカカタバミ」の花言葉について解説します。

「アカカタバミ」の花言葉

「アカカタバミ」は同じくカタバミ科カタバミ属であるカタバミと比較すると若干小柄であるのが特徴の一つです。

葉はハート型で夜になると葉を閉じるのはカタバミ科の性質ですが、この葉を閉じる様がまるで葉が食べられてしまったように見えることがカタバミ(片喰、傍食)の名前の由来であるとされます。

また学名で「アカカタバミ」はOxalis corniculata f. rubrifoliaと表記されますが、ギリシャ語で「赤い角のある酸っぱい葉」を表しているそうです。

そんな「アカカタバミ」の花言葉は「喜び」「輝く心」「母の優しさ」「あなたと共に」です。

これらの由来について説明していきます。

「アカカタバミ」の花言葉「喜び」

キリスト教圏では春分の日の後の最初の満月の次の日曜日を、磔刑に処せられたイエス・キリストが3日目に復活したことを記念し記憶する祭りである復活祭として祝います。

この時期になると「主を褒め称えよ」という意味の「ハレルヤ」を唱える習慣があるのですが、「アカカタバミ」はこの時期から咲き始めるため別名「ハレルヤ」とも呼ばれています。

キリストが復活した喜ばしい時期に花をさかせる「アカカタバミ」「喜び」を連れてくるとされ、この花言葉がつけられたそうです。

「アカカタバミ」の花言葉「輝く心」

「アカカタバミ」はシュウ酸と呼ばれる成分が含まれます。

この酸を利用し、古くは仏具や真鍮の鏡など金属の輝きを取り戻すための磨き剤として用いられてきました。

花言葉「輝く心」は、金属を輝かせるのに利用されてきた歴史からつけられた花言葉です。

「アカカタバミ」の花言葉「母の優しさ」

「アカカタバミ」の葉は3枚に分かれています。

キリスト教には「三位一体(父である神、神の子であるイエス・キリスト、精霊の3つが同じものであるという考え方)」という概念があり、「アカカタバミ」自体もキリスト教の教えに紐づくものであるとみなされています。

イエス・キリストの母は聖母マリアであると言われますが、花言葉「母の優しさ」は聖母マリアからキリストへの愛によるものであるとされます。

「アカカタバミ」の花言葉「あなたと共に」

「アカカタバミ」は非常に繁殖力の強い植物です。

一度増えていくと一つ一つの花を切り離すことが困難であることから「あなたと共に」という花言葉がつけられたようです。

「アカカタバミ」の豆知識

「アカカタバミ」は繁殖力が強いため園芸用として増やす分には手間がかからない植物ですが、駆除を考えると非常に厄介な植物でもあります。

もしも駆除を考える際には除草剤を用いることが勧められています。

まとめ

赤い葉、小さな黄色い花を見せてくれる「アカカタバミ」は喜びや愛を伝えるのにぴったりの植物です。

贈答の際の参考になさってください。

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