アオハダという花・樹木をご存知でしょうか。
アオハダの生息地は北海道南部より南の地域で、モチノキ科モチノキ属に分類される落葉低木です。
今回はアオハダの花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「アオハダ」の花言葉
「アオハダ」という花には、現時点では花言葉はつけられていません。
アオハダは庭木として植えられることもありますが、基本的に商業用の園芸品種などではなく、山野に自生していることの多い落葉低木です。
そのため、「アオハダ」に固有の花言葉というものが考えられてこなかったのかもしれません。
「アオハダ」には、「薄い樹皮をはぐと青色(厳密には緑色に近い青色)の地肌が見える特徴」や「雌雄異株で雄株や雌株だけでは結実させられない」などの特徴があります。
花言葉がつけられるとしたら、そういったアオハダの特徴にちなんだ花言葉になりそうです。
「アオハダ」の花言葉の由来
アオハダには特定の花言葉はつけられていないため、花言葉の由来というものは当然ありません。
ただし「アオハダ」には、「灰色の表皮をはいだら青色(緑色)の肌が見える」や「若葉をおひたし・お茶の元にして食用にすることができる」といった独特な特徴もあります。
もしこれから先、アオハダに花言葉がつけられるとしたら、「寒い気候にも適応できて育てやすい」や「雌雄異株」などの特徴にも関連した花言葉が考えられる可能性があるでしょう。
「アオハダ」の豆知識
アオハダは「青肌・青膚」と漢字表記されることもあるモチノキ科の落葉低木です。
アオハダは約8~12メートルくらいまで樹高が生長しますが、樹皮の色は灰白色でその表皮をはぐと、緑色に近い青色の肌が姿をのぞかせます。
アオハダは雄株と雌株が分かれている「雌雄異株(しゆういしゅ)」の樹木であり、雌株は9~11月にかわいらしい赤色の実を結びます。
雌株と雄株をバランスよく植えていないと、受粉による繁殖は起こりにくくなります。
アオハダはやわらかい新芽を食用にすることもあり、おひたしや抽出するお茶の材料にもなるのです。
アオハダは子供の誕生や結婚・新築などの「シンボルツリー」としても人気の木であり、アオハダから取れる樹脂は「トリモチ」の材料として使われてきました。
まとめ
アオハダは5~6月の春の季節に、白っぽい緑色の控えめな花を咲かせてくれます。
雌株であれば秋の季節には赤色の実をつけることになります。
アオハダについて詳しく調べたい人やアオハダを山林で観賞してみたい人は、ぜひこの記事で花言葉の有無や豆知識をチェックしてみてください。