「アオノツガザクラ」は、ツツジ科ツガザクラ属の常緑低木です。
海外では極東ロシア、日本では中部地方以北に分布します。
花はベル型で淡い黄緑色、花期は7月から8月です。
この黄緑がかった色を「青」として、「ツガザクラ」の仲間である事から付いたのが「アオノツガザクラ」の名です。
今回は、「アオノツガザクラ」の花言葉について解説します。
「アオノツガザクラ」の花言葉
「内気」「臆病」です。
控えめなイメージの言葉が揃っており、誰かに贈るにはあまり向きません。
ごく親しい友人に、「あなたのイメージに合っている」という意味で贈るなら良いでしょう。
但し、その性格をネガティブに思っているならいけません。
個性の一つとして受け容れている事が前提です。
「内気」
俯いて咲く花から付いた花言葉です。
また、高山の斜面などに、隠れるようにして生える事も意味が合います。
「内気」というのは、ほぼ全ての人が持っている性質です。
どんな外交的な人も、大体「本当は内気です」と言うものです。
親しい人相手には安心でき、そうでない人に対しては緊張するというのは当たり前の事ですから、嘘ではありません。
逆に「内気」の要素が全くない人は、初対面から打ち解けている人、もしくは、そういった事務的な関係性という事になります。
この花は、誰かに贈るというよりは、自分の「内気」な気持ちを意識し、コントロールする時に良いでしょう。
その「内気」な気持ちによって、何が出来ず、どう問題になっているか、整理して考える事で、乗り越えるポイントもはっきりしていきます。
「臆病」
こちらは、青みがかって俯いた花を、怖がって顔が青ざめている様子と解釈した花言葉です。
緑を青と呼ぶのは、やや古い言い回しですが、ある程度感覚的に掴める表現でしょう。
「臆病」なのは悪い事で「大胆」「怖い物知らず」の方が優れている、という考え方が比較的主流ですが、それは大きな誤りです。
コントロールされた「臆病」さは、危険信号として働き、問題を事前に回避させます。
問題は、「臆病」のあまり、過度に恐れて動きが取れなくなってしまう事です。
まずは正面から自分の「臆病」と向き合うため、「アオノツガザクラ」をスマホの待ち受けにして、都度自分の心を分析してみるのも良いでしょう。
まとめ
「アオノツガザクラ」は、ツツジ科ツガザクラ属の常緑低木で、花言葉は「内気」「臆病」です。
誰かに贈るには向きませんが、親しい相手で、個性として認めているなら良いでしょう。
また、自分の心をコントロールするため、身近に置くのにも向きます。
自分を見つめ直す事にもなる花言葉を、是非参考にして下さい。