アイ(藍)という一年草をご存知でしょうか。
タデ科の植物で、タデアイ(蓼藍)やアイタデ(藍蓼)という別名でも知られています。
藍染めに使われる植物としても有名で、古くから染料として用いられてきました。
今回は、そんなアイの花言葉について詳しくご紹介します。
「アイ」の花言葉
アイには、「美しい装い」と「あなた次第」という二つの花言葉があります。
それぞれどんな花言葉なのか、詳しく見ていきましょう。
「美しい装い」
一つ目に紹介するのが、「美しい装い」という花言葉になります。
冒頭でも触れた通り、アイは染料として使われてきた植物です。
一説によると、アイが服の染料として使われていたことから花言葉が「美しい装い」になったと言われています。
藍色はジャパンブルーとも呼ばれる日本を象徴する色です。
江戸時代には、庶民の着物や浴衣などにも使われていました。
現在でも衣服を彩る染料として使われており、まさにアイを表す花言葉だと言えます。
「あなた次第」
「あなた次第」という花言葉からアイという植物をイメージできない方もいるかもしれません。
ですが、アイから生まれる藍色について掘り下げていくとしっくりとくるでしょう。
あなたは藍色を思い浮かべる際、どんな色をイメージしますか。
濃いブルーを思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし実は、藍色と言ってもさまざまな色合いのものがあります。
淡い色や濃い色など、染め手次第で色を変えるアイにとって「あなた次第」という花言葉は、ピッタリだと言えるでしょう。
「アイ」の豆知識
アイの花の色をご存知でしょうか。
藍染めの印象からブルー系の花をイメージする方も多いかもしれません。
しかし実は、アイの花はピンク色または白色です。
夏から秋にかけて可愛らしい花を咲かせるので、一度見てみてはいかがでしょうか。
また昨今、アイは食用としての研究も進められています。
染料としてだけでなく、食用として身近な植物となる日も近いかもしれません。
まとめ
アイには、染料として使われている植物らしい素敵な花言葉がありました。
アイの他にも花言葉を持つ植物はあります。
花を育てるときやプレゼントするときに花言葉を調べてみると面白い発見があるかもしれません。
花言葉を知りたいときは、ぜひ参考にしてください。