別れてもまだ心残りがある人に「もう一度愛してほしい」と伝えたくなる、復縁を望みたくなる気持ちは別れにつきものです。
直接伝えることは憚られても、花言葉であれば相手に伝えやすくなるかもしれません。
今回は「もう一度愛してほしい」の花言葉を持つ植物を紹介します。
「もう一度愛してほしい」の花言葉を持つ花
「もう一度愛してほしい」の花言葉を持つ植物は「黄色いスイセン」です。
スイセン自体には「自惚れ」、「自己愛」という花言葉がつけられており、色別に見たときの花言葉が「もう一度愛してほしい」となっています。
「黄色いスイセン」
スイセンは12月から4月に見頃を迎える寒さに大変強い花です。
寒さに強い様子から強く逞しく成長できる縁起の良い花と言われ、中国では正月飾りに用いられることもある花です。
ギリシア神話では、冥界の王ハデスに嫁いだ娘ペルセポネを思う、母デメテルの気持ちが込められた花が「黄色いスイセン」であるとされています。
この神話上のエピソードから「私の元へ帰って」という花言葉、そして冥王ハデスがペルセポネの心を捉えることができなかったことから「もう一度愛してほしい」、「愛に応えて」という花言葉がつけられたといわれます。
「もう一度愛してほしい」に似た意味の花言葉を持つ花
「もう一度愛してほしい」に似た意味の花言葉を持つのは「クワズイモ」、「パンジー」、「ガマズミ」です。
これらについても順番に紹介していきます。
「クワズイモ」
大きなハート型の葉っぱが特徴的な「クワズイモ」は、サトイモ科クワズイモ属の植物です。
毒があり、食べることができない芋だということから「クワズイモ(食わず芋)」の名前がつけられました。
アロカシアとも呼ばれます。
「クワズイモ」の花言葉は葉っぱの形から「復縁」、「仲直り」という花言葉を持つほか、風水上でも人間関係を良好にすることが期待されている植物です。
「パンジー」
「パンジー」はスミレ科スミレ属のヨーロッパ原産の植物です。
品種改良が進んでいるため、すべての「パンジー」に特徴的なブロッチと呼ばれる斑があるわけではありませんが、このブロッチを持った花が物思いに耽る人の顔に見えることから「もの思い」、「私を思って」という花言葉がつけられました。
「ガマズミ」
スイカズラ科ガマズミ属の「ガマズミ」は、日本全国に生息する落葉低木です。
5月から6月に白い小さな花を咲かせた後、9月から10月ごろに濃い赤色の食用できる実をたくさん実らせます。
小さいながらも美しく、人の目を引く実の見た目から「私を見て」、「私を無視しないで」という花言葉がつけられました。
まとめ
「もう一度愛してほしい」という言葉は口にするは難しくとも、花言葉であれば伝えやすく復縁を望む気持ちを表すことができます。
自分の気持ちに合う花言葉を選ぶ参考になさってください。