「ふきのとう(蕗の薹)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ふきのとう(蕗の薹)」の花言葉とは? 花言葉

「ふきのとう(蕗の薹)」は、キク科フキ属の多年草であるフキの花芽です。

海外では中国、朝鮮半島、極東ロシア、国内では全国に分布し、山野や土手、道端などのやや湿った場所に自生する他、栽培も行われています。

3月から5月頃、葉に先がけて地表に現れます。

「フキノトウ」は、苞葉に囲まれた多数の白い筒状花という構造です。

その後花茎を伸ばし、受粉後は白い綿毛の付いた種を飛ばします。

野草として天ぷらや蕗味噌など食用にされますが、姿の似た毒草もあるので、注意が必要です。

今回は、「フキノトウ」の花言葉について解説します。

「ふきのとう(蕗の薹)」の花言葉

「待望」「愛嬌」「仲間」「真実は1つ」があります。

クセのある花言葉も含みますが、特別悪い意味はなく、贈り物やグループのシンボルなどに向きます。

「待望」

「フキノトウ」が、他の植物に先がけて生える姿は、正に春を待ち望むようです。

昔の人が、厳しい冬を越え、ようやく食べられる新鮮な野草という意味でも合います。

これらの由来から付いた花言葉です。

会社や部活動などの新人へ贈ったり、歓迎会の料理に添えるのに向く花言葉です。

待望の子供が生まれた友人にも良いでしょう。

この花言葉を贈るのに合わないのは、中途採用の社員です。

程度にもよりますが、前のめり過ぎると「この会社はそんなに仕事が大変なのだろうか」と、尻込みします。

「愛嬌」

土から顔を出したばかりの「フキノトウ」の、丸っこく可愛らしい姿から付いた花言葉です。

愛嬌があり憎めない友人や子供へ贈るのに向く花言葉です。

少し我が儘でも許せてしまう、可愛さのある恋人にも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、見た目が整っていても冷たい感じの人です。

仕事に関係ない部分で個性を曲げさせる必要はありません。

「仲間」

「フキノトウ」は一箇所に現れると、他の場所にも次々姿を現します。

これは、地下茎で殖えるフキの性質によるものです。

そんな必ず複数で生える様子から付いた花言葉です。

何かしら共に行動する人達と贈り合うのに向きます。

同じ趣味や価値観を持つ人に贈ってアピールし、交流のきっかけにするのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、恋人や配偶者です。

もっと密接な関係で、仲間と言うと他人行儀です。

協力して何かしら具体的に目標達成する時なら、相棒のようなイメージで合います。

「真実は1つ」

フキの花言葉「公正な裁き」に絡めたものです。

フキは葉のほぼ中央に茎が付き、どちらに傾く事もないため、「公正」のイメージは理解しやすいでしょう。

一方、「フキノトウ」は、緑がほとんどない早春の枯れ野に、ぽつんと現れます。

その姿は、曖昧な供述を取り除き、たった1つ残った事件の真相のよう。

そんなイメージから付いた花言葉です。

ミステリー漫画が好きな友人へ贈るのに向きます。

この花言葉が合わないのは、真実は立場によって異なるという意見を固く持っている人です。

結論が出ない命題なので、論争して暇を潰したい時には向きます。

まとめ

「フキノトウ」は可愛らしく、春の訪れを感じ心躍らせるものです。

花言葉を知れば、更に好ましく感じられるでしょう。

花をより彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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