寂しい時、誰かにそばにいて欲しい時など「ひとりにしないで」と呟いてしまうこともあるかもしれません。
また孤独を感じると「ひとりにしないで」という言葉を誰かに送りたくなるかもしれません。
今回は「ひとりにしないで」の花言葉を持つ植物を紹介します。
「ひとりにしないで」の花言葉を持つ花
「ひとりにしないで」の花言葉を持つ食物はパンジーです。
パンジーはスミレ科スミレ属の北ヨーロッパ原産の植物です。
西洋ではパンジーの花言葉は「私を思って(Think of me)」、「思い出(Memories)」、「陽気さ(Merriment)」とされており、「ひとりにしないで」の花言葉は日本独自のものとなっています。
「パンジー」
日本で「パンジー」の花言葉に「ひとりにしないで」が入っているのには、パンジーの多花性の特徴によるところがあります。
「パンジー」は一つの茎に複数の花をつけるため、その花姿から「ひとりにしないで」の花言葉がつけられました。
「パンジー」には「物思い」という花言葉も持っています。
「ひとりにしないで」に関連した花言葉を持つ花
「ひとりにしないで」と伝えたくなる状況といえば、「孤独」を感じる時(「エリカ」)、また「私のもとへ帰ってきて」と言いたくなる時(「黄色いスイセン(水仙)」)。
そして「寂しさに耐える」時(「カタクリ」)に「ひとりにしないで」と伝えたくなるかもしれません。
ここからはこれらの花言葉を持つ植物を紹介します。
「エリカ」
「エリカ」は大正時代に日本にやってきた植物です。
原産は南アフリカ、地中海沿岸などで荒野にも自生することができます。
「孤独」、「寂しさ」という「エリカ」が持つ花言葉は過酷な土地に咲く姿をさしてつけられたものだと言われています。
「黄色いスイセン(水仙)」
ギリシャ神話の中に冥王ハーデスが女神デメテルの娘、ペルセポネを冥界につれさった話があります。
「黄色いスイセン(水仙)」とはハーデスにつれさられたペルセポネが落としていった花であり、「私のもとへ帰ってきて」という花言葉は母、デメテルの願いからつけられた花言葉であるとされています。
「カタクリ」
「カタクリ」に「寂しさに耐える」という花言葉がついたのは、「カタクリ」が最初の花をつけるまでに少なくとも7年以上の時間を必要とし、寿命は50年を超えることもある植物であるためだとされています。
長く孤独、寂しさに耐える様は「ひとりにしないで」という気持ちの裏返しになるかもしれません。
まとめ
「ひとりにしないで」や、それに関連する花言葉を持つ植物は複数ありますが、みんなと一緒にいたいという気持ちを込めやすい「パンジー」や、寂しさを伝える「エリカ」、自分のもとに戻って欲しい気持ちを伝える「黄色いスイセン(水仙)」、寂しい気持ちを隠す「カタクリ」などいろいろなメッセージを込められる植物があります。
それぞれ自分の気持ちに合う植物を贈答する参考になさってください。