「なつかしい関係」という花言葉の花は、古くからの友人や、かつての先生などと再会する時の贈り物になります。
同窓会会場や、家に招く時に飾るのも良いでしょう。
相手の雰囲気に合う花を選んだり、思い出を共有する他の花と合わせれば、更に話が盛り上がるでしょう。
「なつかしい関係」の花言葉を持つ花
「なつかしい関係」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「ツユクサ(帽子花)」
ツユクサ科ツユクサ属の一年草です。
花は直径2cm程で、上に青、下に白の花弁がつき、朝に咲き昼過ぎには萎みます。
この様子を、朝露に喩えたのが名前の由来です。
そんな儚いイメージや、学名「コメリナ」の元になった早逝した人物「コメリン」のイメージなどから付いたのが「なつかしい関係」という花言葉です。
他に、「恋の心変わり」「尊敬」「セレナーデ」という花言葉が付きます。
雰囲気の良い言葉ですが、現在進行形の恋人には、「別れたい」と受け取られる可能性があるため、あまり向きません。
「なつかしい関係」と似た意味の花言葉を持つ花
「なつかしい関係」に似た意味の花言葉を持つ花は、数多く見られます。
「トウガラシ(唐辛子)」
辛味スパイスの定番、「トウガラシ」は、ナス科トウガラシ属の総称です。
英語だと「チリペッパー」と呼びます。
花は白い花弁が6枚で、先が尖った星形のシルエットです。
その後細長い果実が赤く熟し、いわゆる「鷹の爪」になります。
辛い品種も甘い品種もあり交配可能です。
アメリカ原産のため、旧世界にもたらされたのは15世紀以降ですが、人類との関わりは紀元前6000年頃からです。
この古い歴史から「旧友」という「なつかしい関係」の1つを表す花言葉が付いています。
他の花言葉は「雅味」「生命力」「辛辣」「嫉妬」「悪夢が醒めた」と、少々スパイシーですが、それを許せる親しみのある相手なら問題ないでしょう。
「ユスラウメ(山桜桃)」
バラ科サクラ属の落葉樹です。
花は花弁5枚、色は白から薄いピンクで、「サクラ」に似ています。
その後、丸い果実が赤く実ります。
果実は食べられ、甘味の薄いものの「サクランボ」のような味がします。
この果実を収穫するために木を揺する、または風にすぐに揺すられる、というのが「ユスラウメ」の語源です。
子供の頃に、遊びながら果実を取って食べるというイメージで「郷愁」「ノスタルジー」という、「なつかしい関係」と共に呼び覚まされる感覚の花言葉が付いています。
他の花言葉は「輝き」「貴び」で、輝かしい大事な思い出を共有する相手にはよく合います。
他にも近い意味の花言葉を持つ花は多く、「幼馴染み」は「ツルニチニチソウ(蔓日々草)」、「遠くの友を思う」は「ヒャクニチソウ(ジニア)」、「再会」は「サネカズラ」他、「思い出」「追憶」なども合わせると様々な花が選べます。
まとめ
「なつかしい関係」という花言葉を持つ花は「ツユクサ」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「トウガラシ」「ユスラウメ」「ツルニチニチソウ」「ヒャクニチソウ」「サネカズラ」他多数です。
近い意味の花を合わせたり、実際に互いの記憶にある花を足す事で、懐かしい再会が一層盛り上がるでしょう。