「選ばれた恋」という花言葉の花は、恋人として自分を選んで欲しいという気持ちです。
人気者への告白へ添えるのに向きます。
過去形の言葉でもあるため、自分が選ばれた後に、今後の幸せの予想と共に贈っても良いでしょう。
「選ばれる」部分だけに着目して、気分で裏表を選べる、リバーシブルジャケットの商品イメージにも良いでしょう。
「選ばれた恋」の花言葉を持つ花
「選ばれた恋」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「リンゴ(林檎)」
バラ科リンゴ属の、お馴染みの果実です。
古くから愛された果実で、様々な伝説にも登場します。
ただ、「アップル」という語句は、元々「丸い果実」を漠然と表す言葉だったため、「リンゴ」が出て来る伝説も、実は他の果実だったという説がしばしば出ます。
「選ばれた恋」という花言葉は、古代ギリシャ神話の「パリスの審判」に由来します。
「パリス」という青年が、「最も美しい女神へ」と書かれた「黄金のリンゴ」を、どの女神に与えるべきか審判を任された、というものです。
選ばれる3柱の女神は、それぞれが「君主の座」「戦いの勝利」「世界で最も美しい人間の女性」を賄賂として提示しました。
特に政治に関心がなかったパリスは、「世界で最も美しい人間の女性」との恋を選んだのです。
他の花言葉は「選択」「最も美しい人へ」「最もやさしき女性に」「名声」「誘惑」「永久の幸せ」と、概ね良い言葉ですが、「後悔」という台無しにする言葉が付くため、贈る時は意図をはっきり伝えましょう。
「選ばれた恋」と似た意味の花言葉を持つ花
「選ばれた恋」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「ソリダゴ」
キク科ソリダゴ属の花で、粒のように見える小さな黄色い花が、穂状に咲きます。
この控えめな花や、風に揺れ手招きしているような動きから、「振り向いて」という花言葉が付きます。
選ばれるため、自分の方を向いて欲しいという意味になり、「選ばれた恋」と近い花言葉と言えるでしょう。
他の花言葉は「内気」「用心」「永久」で、恋愛以外に、何かの注意書きへ添えるのにも合います。
アスター属との交配種である「ソリダスター」にも、同じ「振り向いて」という花言葉は付きます。
「ナナカマド(七竈)」
バラ科ナナカマド属の木で、赤い果実が冬にも残りよく目立ちます。
枝がヨーロッパで魔除けとして使われていた事から、「私と一緒にいれば安心」「わたしはあなたを守る」という花言葉が付きます。
選ばれた後の気持ちでもあり、選んで欲しい誘い文句でもあります。
他の花言葉は「怠りない心」「思慮分別」「用心」「安全」「慎重」「賢明」「解毒力と慈悲」です。
気持ちの圧が強すぎると、束縛する人に見えるため、必要な言葉は絞って伝えた方が良いでしょう。
「白いバラ」
バラ科バラ属の白花品種です。
選んで貰えればどのようにも染まる、という意味で「私はあなたにふさわしい」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「相思相愛」「尊敬」「深い尊敬」「心からの尊敬」「素朴」「無邪気」「少女時代」「純潔」「清純」「恋の吐息」「愛の吐息」「約束」「美しさが唯一の魅力」です。
まとめ
「選ばれた恋」という花言葉を持つ花は「リンゴ」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「ソリダゴ」「ソリダスター」「ナナカマド」「白いバラ」などです。
解釈が分かれる言葉ですが、あなたが解釈した通りで何も問題ありません。
