「別離」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「別離」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「別離」という花言葉の花は、卒業や転勤などのタイミングで離れてしまう、親しい人へ贈るのに向きます。

出会いと別れの場である、駅や空港に飾っても合うでしょう。

一方、恋愛関係の破綻した時の「別離」については、意味は合うものの、花を贈るタイミングとしては適していません。

あくまで気持ちの繋がったままの「別離」である事が重要です。

「別離」の花言葉を持つ花

「別離」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。

「スイートピー」

マメ科レンリソウ属の花です。

甘い香りがするマメ科の花という事で付いたのが、「スイート(甘い)」「ピー(豆)」という名前です。

別れの時期の、春の花である事から「別離」という花言葉が付きます。

実際に卒業式で飾ったり贈ったりする定番の花になっています。

他の花言葉は「別れの言葉」「私を覚えていて」「優しい思い出」「デリケートな青春の喜び」「偽りの謙遜」などがあり、別れの場面の贈り物の他、記念写真のフォトフレームのデザインにも良いでしょう。

「ミヤコワスレ(都忘れ)」

キク科ミヤマヨメナ属の白や紫の花です。

独特な名前は、承久の乱で流刑になった「順徳上皇」に由来があります。

彼は、流された佐渡島で「ミヤコワスレ」の花を見かけ、「こちらにもこのような雅な花があるなら、都も忘れられる」と、「ミヤコワスレ」の名を付けた、とされています。

ここから、「都から離れる」という意味で「別離」という花言葉が付きます。

他の花言葉は「しばしの憩い」「また会う日まで」「強い意志」「短い恋」などです。

卒業や転職の時、別々の道を行く友人へ贈り、成功後の再会を誓い、贈るのに向きます。

これ以外では、「タンポポ」「別離」という花言葉が付きます。

「別離」と似た意味の花言葉を持つ花

「別離」に似た意味の花言葉を持つ花は、次のものがあります。

「ユウゼンギク(友禅菊)」

キク科シオン属の白や紫の花です。

地上部分がすっかり枯れて冬を越す性質から、「さようなら私の恋よ」という、未練を残さないタイプの「別離」と近い花言葉が付きます。

他の花言葉は「恋の思い出」「老いてもご機嫌」「深い愛」「後知恵」などです。

創作で、恋人が別れるシーンの雰囲気作りなどに使えます。

他に、「別離」と似た花言葉を持つ花としては、「ネリネ」「また会う日を楽しみに」があります。

まとめ

「別離」という花言葉を持つ花は「スイートピー」「ミヤコワスレ」「タンポポ」です。

似た意味の花言葉を持つ花として「ユウゼンギク」があります。

離れてしまうけれど、心は繋がっている相手との、別れの場面で贈るのに向きます。

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