「不貞」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「不貞」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「不貞」とは、配偶者以外の相手と関係を持つ事です。

「心が安定して迷わない」という意味の「貞」を打ち消すので、「心が揺れ動く」という事です。

「不貞」という花言葉の花は、誰かに贈るようなものではありません。

一方、創作では定番モチーフなので、もつれた恋愛模様の象徴として描写する、といった使い方が出来ます。

「不貞」の花言葉を持つ花

「不貞」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。

「黄色いバラ」

黄色は「イエス・キリスト」を裏切った「イスカリオテのユダ」の記号として使われた事から、黄色い花にはしばしば悪い花言葉が付きます。

中世の宗教絵画は、聖書を読めない人々に説明する紙芝居や漫画のような位置づけだったため、記号化は必須だったのです。

そういった理由で「黄色いバラ」には「不貞」という花言葉が付きます。

他に「嫉妬」「友情」「平和」「愛の告白」と良いものと悪いものが混じります。

良い意味で贈る時は、カードなどで伝えたい言葉を明らかにしましょう。

「不貞」と似た意味の花言葉を持つ花

「不貞」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。

「サントリナ(綿杉菊)」

キク科サントリナ属の花で、ポンポン状の黄色い花と銀白色の葉のコントラストが特徴的です。

ハーブとして利用され、虫除けにも使われる事から「寄って来た虫が、もう他へ行ってしまう」という意味で「移り気な人」という花言葉が付きます。

浮気性な人を意味するため、「不貞」と近い意味と言えるでしょう。

他の花言葉は「悪を遠ざける」「さりげない魅力」です。

意味に統一性がなさそうですが、創作で一箇所に居着かないヒーローのキャラクタイメージには合います。

「チューベローズ(月下香)」

クサスギカズラ科チューベローズ属の白やピンクの花で、「月下香」の別名通り、夜になると香りが強まるとされています。

一夜の関係というイメージから「危険な関係」「危険な戯れ」「危険な楽しみ」「危険な快楽」「冒険」と、「不貞」を言い換えた花言葉が付きます。

この他に「アジサイ」「浮気」「インパチェンス」「浮気しないで」等、「不貞」と意味の繋がる花言葉は複数あり、「移り気」「心変わり」も含めると更に膨大です。

まとめ

「不貞」という花言葉を持つ花は「黄色いバラ」です。

似た意味の花言葉を持つ花は「サントリナ」「チューベローズ」「アジサイ」「インパチェンス」他多数です。

現実の人へ贈るには向きませんが、創作のモチーフとしては使いやすいでしょう。

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